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単純に性格が明るいとか暗いという事では無く、それとは別で陽タイプと陰タイプがいます。ここでは陽タイプがなぜ幸せを感じやすいのかという理由と、陰タイプの特徴と、抜け出し方を書いています。いわゆる明るい性格じゃなくても身に付けられる『陽』の特徴を知って、幸せを実感しましょう。





◇幸せを掴む『陽』のタイプになるためには?

まず、ここで書いていく『陽』というタイプは、いわゆる『明るい性格』ということではありません。明るく振舞っていても、実は心配性だったり、不安を抱えていたりする方は多いものです。ではどのような方を『陽』タイプというのでしょうか?そして、その『陽』タイプになるためには、どのような事に気をつけるといいのでしょうか?





□自分に起こったことを自分で切り替えられる

自分のために、自分に起こった不運な事を、自分自身で切り替えられる人です。例えば、何かミスや失敗をしたとしましょう。陰タイプの方は、自分を立ち直らせるために、人のせいや環境のせいにするのです。まるで失敗した自分は被害者と言わんばかりの人もいます。それとは真逆で、『陽』タイプの方は、自分自身で切り替えができます。反省して、解決策を考えたり、この問題から自分は何を学べるのかと考えたり出来るのです。そして周りを巻き込む事なく自分で立ち直ることが出来ます。また引きずらず、前を向けるのも特徴的です。



□相手のいいところを気付かせてあげられる

相手のネガティブな言葉や、不運な出来事があったことにいちいち反応して、過剰に反応したり同調したりしません。ネガティブな言葉を聞いても、良い返しをして、相手がそれ以上落ち込む事が無いようにする事が出来ます。また、同時に相手の良いところを伝えてあげて、相手を安心させることが出来るのです。逆に陰のタイプは同調してしまい、自分の事のようにどっぷりとハマり、一緒になって嘆くこともしばしば…。相手の問題であることをしっかりと線引きして、良いところだけを伝えて、それ以上入り込まない、入り込ませないというテクニックを使えます。要するに、不必要な負の状況を背負わないという感じでしょうか。



□待つことが出来る

誰でも何かをする時に、自分のペースというものがあります。それを自分の物差しで全て図ってはいけません。相手には相手のペースがあるわけですから、相手の物差しを見て考えなければならないのです。ですから、どのような状況であっても待つことが出来ます。もちろん仕事となれば、期限などがあるでしょうが、その期限も自分本位ではなく、様々な状況などを加味したうえで立てられるでしょう。



□許せない事を許せる

どうしても許せない事ってありますよね。思い返しただけで腹が立ってくるとか、二度と顔を見たくないなどあるでしょう。直ぐにとは言いませんが、いずれそれを許せるときが来るだろうと考えられるのです。なぜなら、許すことは自分のためになるからです。イライラしたり、憎しみを抱き続けたりするのは、自身のメンタルの面で考えると、相当なストレスです。ですから、許せないと思っていた事でも、いずれ許せたなら、自分のストレスもなくなり、心が穏やかになります。それを理解して、許せないと思っていたことに向き合えるのも『陽』のタイプです。

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◆『陰』のタイプと抜け出し方

では次に反対の『陰』タイプを見てみましょう。陰タイプは案に暗いタイプではありません。通常元気に明るく見える人でも、案外『陰』タイプが潜んでいる事もあります。どのような特徴があるのかと、そこからの抜け出し方を書いてみます。陰タイプを抜け出して、是非『陽』タイプになりましょう。







■人のせいにしない

先ほども書きましたが、落ち込む事が起こった時に立ち直ろうとしますよね。その際に、必ず周りを巻き込む人がいます。それがこちらのタイプです。人のせいにして、自分を守り立ち直るのです。かなり迷惑な人なのですが、結構多いものです。自分で改善できることや、自分も見落としていた事は棚に上げて、人のことばかり言う人は、立派な『陰』タイプです。全ては自分の選択や、自分が決めた事なのです。指示されたと思っていても、それを質問もせず受けたのは自分です。少しキツイ言い方かもしれませんが、全て自分なのです。ですから、自分が受けた事や、決めたことに向き合う必要があります。人のせいにせず、自分にこれから何ができるのか?この事で何が学べたのか?という風に考えられるようになりましょう。



■自分の良いところを見つけて認める

人の良いところを探せる人は、自分の良いところも探せます。逆に言うと、自分の良いところを見つけられない人は、人の良いところなんて見つけられません。たまに、『私なんて全然!でも、〇〇さんはこんな事が出来て凄いですよね?』という会話をされる方がいらっしゃいます。とても気持ち悪い言葉であることに気付きますか?まず、出来ることが凄い!などと、幼稚な誉め言葉になっている事です。小さな子供が出来ない事が出来るようになったかのような言い方は、大人として魅力的ではありません。自分を謙遜する言い方も同様です。例えば、『私は、アイディアを出すのは得意なのですが、〇〇さんのように見やすくまとめるのは不得意なので、とても勉強になります。』のように、実際どの部分が素晴らしいと感じるのか?という事を伝えられると良いでしょう。そして、『私なんて』という言葉を使わず、好きな事や得意な事は自分で認めて、自分の良いところとして認識しましょう。



■相手のタイミングや時間を大切にしてあげる

『陰』タイプの方は、人が自分の思った通りのスピードで物事を運んでくれないと、怒り出したり、不機嫌になったりするのです。『陰』タイプの人は、自分で切り替えや、組み直しが出来ないため、人が自分に合わせるべきという所から抜け出せません。そのため、全てにおいて相手が悪いとしか考えないのです。これではスムーズに行えることも角が立ち、あまり良い仕事が出来るとは言えません。人によって、ペースや考え方、物事の動かし方などは違うものだと理解して、始める前にすり合わせをすれば、考えの思い違いや誤解が少なくなるでしょう。



■嫌な部分から入っても嫌なところばかり探さない

人と出会った際に、人見知りや初見の印象のせいで苦手な人だと判断したとしても、その後会うたびに苦手意識から嫌な部分を見つけようとするのは良くありません。確かに生理的に合わないと思う人もいるでしょう。しかし、だからといって常に嫌な部分を探して、やっぱり嫌な奴!とレッテルを貼らなくてもいいのです。私には合わないけど、こうゆう部分は凄いな。とか、私には分からないけど、良い部分があるんだろうな。くらいにしておかなければ、嫌な部分を探そうとしている雰囲気は伝わるものです。そのような人には誰も近づきたくありません。嫌な奴という事を明るみにさせようとしているうちに、自分が嫌な人になってしまっているかも。いつまでも人の嫌な部分を探したり、決めつけたりするのは止めましょう。



以前に書いた記事:ポジティブとは明るい性格という意味ではない!?



最後に

いかがでしたでしょうか?いわゆる明るい性格では無くても、考え方次第では幸せを実感しやすいものです。私はこれを『陽』タイプとしています。陽タイプになると、自分自身で切り替えができ前向きになれます。そうすると、相手からも嫌な態度を取られることも少なくなるため、どんどんストレスフリーになっていくわけです。これが続けば、幸せを感じやすくなり、自然と良い方向へと導かれるはずです。反対に人に攻撃してしまう『陰』タイプは、結局自分に跳ね返ってきてしまい、いつまで経っても良い状態にはなりません。そのため、一刻も早く考え方や捉え方を変えて、『陽』タイプになった方が幸せになるのではないでしょうか?

2024年5月9日
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