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お酒を飲んで人が変わったようになる方を見た事ありますか?多少は変わる事があるかもしれませんが、驚くほど変わってしまう人って、どんなタイプなのでしょうか?また、一緒に飲んでいて、どこまでが許せる範囲でしょうか。ここではお酒で変貌する人のタイプと、許容範囲について書いています。





◇どこまで許せるか?酒で豹変する人!

楽しい時間になるはずが、お酒が進むにつれて変わりだす同席者に苦労した方はいらっしゃいませんか?私もこれまで豹変する方に出会ってきました。お酒を飲んだら、ある程度は酔ってくるのは分かりますよね。しかし、『飲んでも飲まれるな』という言葉とは真逆で、どっぷりお酒に飲まれてしまう方々…。まずは、豹変する人の特徴を書いてみたいと思います。




・普段は大人しく無口である

普段は借りてきた猫のように大人しく、無口で真面目に見えるタイプ。相談したくなるような雰囲気を持っているため、食事などに誘ってみるといきなり豹変してしまうというパターン。その豹変ぶりは様々で、多いのは知らない人に絡む事が多いようです。普段人と話さない分、その反動が出るようで相手の事も構わず、話しかけたり、隣に座ったりするのです。他には声が大きく、兄貴肌(姉御肌)のように振る舞う人や、急に『お前!』とか『あんた』などと、上から目線の呼び方になるなど、大人しかった面影はみじんも見えないほど変わるのです。本性はというと、荒々しい部分がありながらも、それ自体は人から嫌厭される事だと自覚している事が多く、普段は封印しているため、お酒という鍵がその封印を解いてしまうのです。



・明るく振る舞っていても自信が無い

女性に多いタイプなのですが、普段は明るく仕事も真面目。そのような人は、仕事中かなりのプレッシャーや責任感で働いています。人に気を遣わせないために、明るく接して前向きです。しかし、お酒の場になると、そのプレッシャーから解放されて、ついはしゃいでしまうのです。こちらのタイプは飲んでいても他者に迷惑をかける事は少ないのですが、同席者に対して甘える事が多く、何軒もはしご酒を付き合わせるなどしてしまいそう。たとえお店や、他のお客さんを巻き込んだとしても、楽しい酒が多いので、特に嫌われる事は少ないようです。ところが、このタイプで悪い酒になってしまう人もいて、その自信の無さから、自分に対しての評価を気にし過ぎて、良い発言をするように強要したり、誰も分かってくれないなどと暴言を吐きだす人もいます。同じように強いプレッシャーの中にいても、ホッとして明るく飲める人と、自信の無さの方が強く、人への絡み酒になる人とパターンが違うようです。



・ストレス過多

最も多いタイプでは無いでしょうか?普段からストレスの多い状況にいると、お酒を飲んだ時に変わりやすいようです。泣き上戸になったり、呂律が回らなかったり、一緒に飲んでいると振り回されてしまいます。全ての発言がネガティブなもので、辞める(辞めたい)など、答えに困るような事を言います。どんなに励ましたり、良いところを言ったりしても、良い方向へは受け止めてくれず、どんどん落ち込んでいきます。泣くぐらいなら付き合っていられますが、逆に怒りに火がついてしまうと、留まるところを知らないほど暴走気味の発言が多くなり、一緒に飲んでいても楽しめません。ストレスが多すぎる、またはストレスが強すぎる人は、一緒に飲んでいても自分一人の世界の中で過ごしているかのように振る舞うので、何を言っても聞いてくれません。



・自分はお酒に強いと思っている

お酒に弱い、強いというのは、何が基準なのか分かりませんが、よく会話に上がりますよね?大体酒に強いと豪語する人は、『飲める』というだけで、終始自分を保てているかというと、そうではない人が多いように思います。何歳になっても量で量ろうとするところが幼稚に見えますが沢山いらっしゃいます。『昨日も500の缶ビール〇〇本飲んだ!』などです。重要なのは、飲んだ量なのでしょうか?飲んだうえで周りに迷惑をかけているのであれば、相当酒に弱いと思えるのですが…。要するに、自分の適量を理解していない時点で、酒に弱いと考えて欲しいものですが、このタイプは自分の適量以上を好むタイプが多く、失敗も多いはず。また翌日にもお酒が残り、午前中は集中出来ないなどの支障が出ているのも酒に弱い証拠です。量を飲める・飲めないで、強い・弱いの判断をしていては、本当の意味でお酒に強いとは言えないでしょう。



・興味が無い振りをしていても超がつくほど異性好き

昔は『むっつりスケベ』という言葉があったのですが、最近は聞かないですね。古い言い方なのかもしれませんが、隠れたスケベさん。男女関係なく存在します。お酒を飲むと声が変わり、やたらとベタベタしてくる人。触ろうとしたり、抱きつこうとしたりするのです。セクハラ問題が話題になってから少なくなってきているでしょうが、これは男性からだけではありません。女性でも男性に対してクネクネと付きまとう場合もあります。普段スッとしていて、興味ありません!という顔をしている人が、急に変貌すると周りは驚くばかりです。数名の飲み会であれば、他の人が助けてくれる場合もあるでしょうが、1対1だと逃げ場がありません。本当にその人に興味がある場合と、お酒が入ると近くに居る人で誰かれ構わず寄って行く人と居るようです。


他の人の記事:お酒や運転で豹変する人の危険性を考える



◇こんなタイプとは付き合わない方が良い!?

私が人とお酒を飲んでいて思う事です。とある人から聞いたのですが、『酒がその人を変えているのではなく、酒がその人の正体を暴いている』という言葉。皆さんはどう思われますか?私は、その通りだなと感じています。ですから、許せる範囲内で多少変わるのは問題ないのですが、正体が見えた時、今後の付き合いを考え直した方が良いと思える方もいます。また、『普段は良い人なんだけど』という言葉も、私には引っ掛かります。良い人なのであれば、そもそも人が嫌がる事や、人に迷惑を掛けるような事はしないはずですが。次に、正体次第では離れた方が良いと思える人のタイプを書いてみたいと思います。




・お店や他のお客様無視の大声や暴言

酔った人が大声で怒鳴ったり、悪口を言ったりするのは、同席者としては本当に恥ずかしいものです。立ち上がって暴言を吐いて、机などを叩く、相手を罵倒するなど、たとえ相手が悪かったとしても、してはいけない行為です。他のお客さんや、お店には関係の無い事だからです。しかし、ここぞとばかりに大声で、いかに同席者が悪いのかを指摘して、見せびらかす様な行為をすれば、人として見下されるのは罵倒している本人です。言いたい事を普段きちんと伝えていないから、お酒を飲んだ時に、お酒の力を借りて言ってしまうのでしょう。このような方は平常時に言えないという特徴があるので、いくら言いたい事があれば普通に伝えて下さいとお願いしても出来ません。そのため、大切な仕事などを抱えていたり、コミュニケーションが大切な状態にある場合は、こちらから声掛けをするか、あまり接点がないようでしたら、関わらない方がいいでしょう。仕事としては特に問題が無いようでしたら、お酒の場に一緒に行く事を避けて、仕事上の関係のみで、お付き合いをしではいかがでしょうか。



・翌日覚えていないが謝罪も反省もしない

飲み会で言いたい事を言い、暴言を吐いて、暴れて迷惑をかけたのにもかかわらず、翌日その事実を知っても謝罪しない人。謝罪しても軽く『ごめんなさい』と言うだけで、心がこもっていない。または、お酒のせいにしたり、体調のせいにしたりして謝罪しない。この様な方は、人として相手を傷つけた事に対しての誠意が見られず、付き合う方だけが損する事になります。多少の意見の食い違いで討論になる事はあったとしても、一方的に暴言や罵倒になる場合は相手にしないに限ります。普段はそのような片鱗が無いのに、酔うと露になる人間性ですね。また、このタイプは反省しないので、何度も同じことを繰り返します。酔っているからと、何でも許される訳ではありません。露にした性格や表情は、とても醜いものなのです。せめて自分の適量くらいは把握して、万が一暴言や罵倒をした場合は、相手に対して誠心誠意謝罪するほかありません。それが出来ないというのであれば、周りが離れて行っても仕方がないでしょう。



・その場に居ない人の悪口ばかり

酔うと悪口を言う人がいます。全てが悪いとは思っていません。多少はストレス発散として愚痴る事はあるでしょうし、またその愚痴が面白おかしくオチが付いていれば、悪口というより、愚痴と認識できるし、誰に対しても悪い印象を持たずに終わる事が出来ます。しかし、その場に居ない人の悪口ばかりを永遠と語られたり、『殺す』や『死ね』などの聞き入れがたい言葉を使ったりしては、聞いている方はどんどんお酒の味が悪くなってきます。そして、自分も居ない時は、こんな風に言われているのだろうなと想像してしまうのです。敵か味方か、上か下かという見解しか出来ず、自分の事しか大切に出来ない人は人から嫌われます。友人ならともかく、会社の同僚の中での悪口や愚痴はほどほどにしなければいけません。それが分からず自分本位な発言や飲み方をする人がいるのであれば、お酒を酌み交わす相手としては選ばない方がいいでしょう。



・同席者に対して様々な強要をする

一昔前は、『俺の酒が飲めないのか!?』などのパワハラ発言がありましたが、今は減ってきているのではないでしょうか?しかし、言葉は変わっていても、同じような事を強要する人は一定数存在します。『先輩の酒の量が減ったら気を遣え。』とか、『ここに座れ』や『もっと飲め』などです。大企業では減って来ていても、巷の中小企業ではまだまだ横行しています。どれも言われた方が嫌な気分になっていないのであれば問題ありませんし、いい関係性を築けている場合は断れる雰囲気があるでしょう。しかし、そのような関係性ではなく断る事も出来ないような状態で、こちらが嫌な気分になるような事を強要するような人とは付き合いをしない方がいいでしょう。自分の立場を間違ったところで使い、誇示したいだけの人にいい仕事が出来るとは思えませんし、信頼されているとも思えません。そのため、このような方とは距離を置いて、お酒の席には同席したくありません。


以前に書いた記事:お酒を飲んで失敗した事ある?失敗して落ち込まないためには



最後に

お酒を飲んで、距離が縮まったり、目標が出来たりして親交を深められる人も存在します。また、楽しく飲めて思い出が出来るパターンもありますよね。それに引き換え、二度と一緒に飲みたくないと思わされる人は勿体ないとしか言いようがありません。適量を知り、相手に敬意があれば悪い酒にならないはずなのに、人を傷つける飲み方や周りに迷惑をかける飲み方しか出来ないなんて、一緒に居た人はたまったもんじゃないですよね。年齢を重ねるごとに失敗から学べる方もいて、一緒に飲んでいても嫌な気分になりません。その反対に、その年齢や立場で、適量が分からず毎回泥酔して迷惑をかけるなんて、この人大丈夫かしら?と思わされる方は心配になります。身体や対人関係、自分の為にも人が変わってしまうほど飲酒せず、適量で楽しく過ごせたらいいですよね。

2024年1月31日
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