まずはお気軽に相談予約・お問い合わせください。

ブログ

いざカウンセラーに相談してみようかな?と思っても、どうやって選んでいいか分かりませんよね。現代は、美容部員もカウンセラーと称されていたり、マッサージをする方をセラピストと称したりしているので、ネットで探すのも一苦労なのではないでしょうか?ここでは、信頼できるカウンセラーを選ぶ方法と、選ぶ時の注意点を書いています。




◇信頼できるカウンセラーを選ぶ方法とは

基本的にカウンセラーの先生方は、クライアント様が安心して生活が出来るようになるために尽力してくださると思いますが、中には経験だけで話をされる方もいらっしゃいます。なぜ有資格者が良いと思うかというと、やはり様々な分野について学んでいるからだと思います。解剖学を学ぶのは、『会社に行こうとすると頭痛がする。』というお悩みに対して、直ぐに【会社に行きたくないからだ】と判断するのではなく、本当は体の不調があるのではないか?など、あらゆる視点から考えられるからです。もちろん経験に基づいて聞けることもありますが、『信頼できる』という観点からすると、人間性と有資格という事は大切な判断材料になると思います。




・得意分野で選ぶ

弁護士や税理士、医者なども得意分野というものがあります。それと同じで、カウンセラーにも得意分野があると思います。ペットロスカウンセリング・チャイルドカウンセリング・アロマ等様々です。私のように通常のカウンセラーでも、得意分野は様々です。ちなみに私は、個人的な事であれば離婚問題・虐待が得意で、企業問題であれば人付き合いや組織作り、人事採用などが得意です。青年の更生なども興味はありますが、専門とはしておりません。このようにカウンセラーと言っても自分に合った人を選ぶ方が良いと言えます。もちろん専門分野以外でも力になりたいという気持ちは変わりませんが、万が一私が専門外の相談を受けたのであれば、専門分野としている他のカウンセラーと共に対応していくと思います。専門では無い事に対して、全ての相談可とは言いません。ですから、自分に合った分野を得意とする人に出会えるとスムーズですね。



・性別で選ぶ

次に性別ですが、案外大切な事です。例えば、女性の相談であっても男性の気持ちが知りたいとなれば、男性のカウンセラーを選ぶのも一つの手と言えます。しかし、そこに女性ならではの気持ちを重ねて話をするのであれば女性のカウンセラーが適任かもしれません。このように、男性のカウンセラーにするか。女性のカウンセラーにするかも一つの選択です。どちらがベストという事はありません。男女問題で、男性の気持ちだけを知りたいとか、どのように伝えるのか効果的なのか?という事は、男性のカウンセラーが適任かもしれません。逆にいうと、男性の相談者様で女性の話ならば、女性のカウンセラーを選ぶ方が良いと言えますよね。同性の方が話しやすいという場合は、同性を選んだ方がベストです。なぜかと言うと相談者はまず、自分の気持ちを正直に話せることが良い事だからです。あれこれ考えず、同性を選択して想いを表に出せると思えるのであれば、それが一番だと思います。



・自分の希望にどこまで合うかで選ぶ

相談者様は、それぞれ環境に制限がある事が多くあります。相談したくても、時間内にカウンセラーの所まで行けないとか、ネット環境はあってもオンラインなどを上手に使いこなせないとか、他にもいろいろあるかもしれません。その希望にどこまで合うか?というのも大切な事になってきます。カウンセリングというのは、ただの一回で完結するという事はほとんどありません。そのため、続けて通える・続けて出来るという事は大切な事になります。ですから、通わずにカウンセリング出来るか、通ったとしても無理のない範囲なのか、また仕事の都合上急な変更や遅延はどこまで可能か?など、カウンセラーによって違いがあるはずなのでチェックポイントとなるでしょう。私の場合は、事務所で待って事務所で話をするという来談者中心のカウンセリングでは無く、その方の都合の良い場所まで出向く方法を取っています。いわゆる出張カウンセリングとでも言いましょうか。どうやって行くかなど余計な考え事をしなくても良いようにと考えています。また、出来るだけお互い普段着で会い、リラックスしてお話して頂けるように努めています。



・直感を信じる

最後に、人の第六感というのも、案外無視できない事です。なんか引っかかると感じたら、それは止めた方が良いサインだと思ってください。スピリチュアルな話という訳ではありませんが、人の直感は当たる事が多いように思います。また、直感だけでなく会うたびに、どことなく生まれる違和感も同じです。これはカウンセラーだけでなく対人関係全てに言える事なのです。万が一、そのような勘が働かず分からないという方は、話をしていて、しっくりこない、話していて疲れた、話を聞いてもらえたという実感が無いなどが、同じようなサインだとお考え下さい。ただし、これは相手が悪いという事では無く、相性の問題なので、あまり深く考え過ぎ無いようにして頂きたいと思います。相性がいい場合は、会う時に嫌な気分にならずに会えるという特徴もありますので、併せて参考にしてみてください。



他の人の記事:信頼できる人の特徴と共通点7選!信頼できる人の見分け方は?



◇カウンセラーを選ぶ時の注意点

次に注意点をお話ししたいと思います。冒頭にも書きましたが、カウンセラーと言っても色んな方が居ます。私が受けた相談の中からと、実際にいる信じがたいカウンセラーの実態を書きます。素晴らしいカウンセラーが居る中、誤った選択をしてしまい、本来なら明るい未来があるのにも関わらず、さらに落ち込むことにならないために、是非お読みいただき参考になさってください。


以前書いた記事:アドバイスでは無くあくまでも本人の気付きを大切にする理由



・カウンセリング料金の安さで選ばないで!

カウンセリングは、病院でない限り大抵時間で区切られている事があります。1時間〇〇円といった感じですね。その時に、あまりにも安いカウンセリングには気を付けてください。例えば、リラクゼーションを想像してみてください。リラクゼーションマッサージも、1時間当たりの金額が様々なのはご存じでしょうか?1時間3、980円と1時間6,500円や1時間12,000円などありますよね?何が違うのでしょうか?それは、使っているジェルや用品、また施術だけでは無いリラックス効果に対するサービスが充実しています。また、施術の技術にも違いがあります。安い所で働いている方が、技術が低いと言いたいわけでは無く、高額な場合はそれなりに、技術やサービスが充実しているとお伝えしたいのです。どのような方でも施術を受けて欲しいという理由で、人件費や余計なサービスを抜いて安価にしているケースもあるとは思いますが、終わった後や今後の生活の仕方のアドバイスなど細かな事までのサービスはありません。リラクゼーションマッサージと比べるのは変かもしれませんが、カウンセリングも同じようなもので、安価な場合にはそれなりのリスクが伴うかもしれません。高額なカウンセリングが絶対に良いとは言いませんが、それなりに学びや経験があって、相談者様に寄り添うのであれば安価に出来ない理由もあります。安さに釣られるよりは、自分に合っているかどうかを優先してください。



・絶対良くなる!等の言い切る人を選ばないで

このようなカウンセラーは滅多にいませんが、たまに耳にします。言い切る人の方が、自信があるように見えて魅力的に映るかもしれませんが、避けた方がいいでしょう。なぜかと言うと、良くなるのは相談者のはずですので、それをカウンセラーが決めてしまって進めると、相談者はさらにハードルが上がってしまうのです。辛くて相談しているのに、良くならなければと、さらに追い詰められてしまう恐れがあります。安心して過ごせるように尽力しますが、あくまでも相談者のペースや気付きが重要な事なので、良くなる・良くならないという事をカウンセラー側が決めるのはオカシイ事なのです。その他にも、絶対この方が良いとか、前を向かなきゃダメ!などと、強く勧める人も良くありません。何度も言いますが、相談者のペースが大切です。出来るか出来ないかは、相談者が決める事なのです。ですから、相談者を置き去りにして、カウンセラーが今後を決めてしまう様な言葉が出た時は気をつけましょう。



・自分の話ばかりする人を選ばないで

最後に、カウンセラーだけが喋り続けているというパターンも良くありません。一度聞いた話なのですが、相談者が話したのは初めの相談内容だけで、後は全てカウンセラーが話していたそうです。ハッキリ言って、何も頭に残っていないそうです。それは当然だと思います。友達同士であっても一人で話し続ける人は嫌がられるのに、お金を払って相談した人は、カウンセラーだけが喋り続けるなど嫌になります。私も、そのようなカウンセラーは良くないと思います。カウンセラーは偉いわけではありませんので、相手に言い聞かせるようなお喋りではいけないのです。そのため、相談しているのにカウンセラーの方が喋っているなと感じた時は、次から違う方を選択した方が良いと思います。カウンセラーとは相談者の思いや考えを引き出せて、本当に抱えているものが何なのかを探せる人でなければいけません。



最後に

いかがでしたでしょうか?私が、カウンセラーを探しているというお話を聞きお会いした時に聞いた話を基にしています。ヘアサロンや病院と同じで、自分に合うところ(人)を探す。これは当たり前の事だと分かっていても、なかなか糸口が見つからないという事がありますよね。時に迷った場合は、連絡して一度相談してみるのも手です。合えばそれで結構ですが、合わないと思ったら、どの様な人が良いかが分かってきます。辛い時に面倒な事をするのは大変ですし、嫌になりますね。しかし、長い目でみれば自分のためになりますし、長い付き合いになる可能性もあります。そうすれば心がゆっくりと溶けていく感覚も味わう事ができるかもしれません。相談日だけと決めつけず、いつでも辛い時に話ができる人を見つけて、安心・安全な日々を過ごせるようになるといいですね。

2024年1月16日
カテゴリー

コメントは受け付けていません。