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私なんて…と言いながら、絶対に引っ込む気が無い図々しい人に出会った事はありますか?色々教えてください。というスタンスの裏で、恐ろしいほどの本性を隠している人もいます。ここでは、どんなタイプが仮面をかぶった図々しい人なのか?また、出会ってしまったらどうすれば良いかを書いてみたいと思います。




◇意外と図々しい謙虚の塊に見える人たち

謙遜する言葉を言いながら、グイグイ来るタイプと、勉強させてくださいとか、教えてくださいねと言いながら、逆にこれまでどれだけの事をしてきたかを延々と語りだす方々。仕事がしづらいこちらのタイプは、入職して1週間もあれば本性が見え隠れします。これから挙げるような言動が見られたら、早々に次の対処に取り組んだ方がいいでしょう。ではまずは仮面を被った人たちの言動です。




■入社早々文句ばかり言い出す

『この方法は分かりにくい』『これは見えにくい』など、順に教えていっている最中にも関わらず文句を言う方がいます。本人曰く、良くなるところを提案しているという感覚らしいのですが、初日や入職して間もなく自分の分かりやすいものに変えたいという希望は、指導している側からすると受け入れにくい事でしょう。これまでの経験を活かして、変更した方が効率は良くなると確信していても、それであるには何かの理由があるかもしれません。これからお世話になりますという会社で、良くなるように力を発揮したいのであれば、提案する時と場所を選ぶ必要があります。おおよそ流れなど理解しないうちから、システムや方法に口を出す人は、初めは大人しいが徐々に全ての事に口を出していく可能性があります。


■必ず前職を引き合いに出してくる

『前の会社では…』などと、これまでに働いていた所を引き合いに出してくる方がいます。そこで合わなかったから転職したはずなのに、ここでも同じ流れを作ろうとしてくるのです。やり慣れた方法の方が覚えやすいというのは分かります。また、前職で厳しく指導されたおかげで、今までの方法が正しいと思えてしまうのかもしれませんが、会社によって進め方やルールは違います。初めから覚えるのは大変かもしれませんが、前職の話をされても現会社様からすれば、どうすることもできません。前の会社や、その業界の他の会社の事を言い出す人は注意した方が良さそうです。


■教えてくださいと言いながらメモを取らない

腰は低く、丁寧に話をされる(異常に丁寧すぎる敬語を使う場合もある)のに、メモ用紙さえ用意していない方がいます。覚えられるなら問題はありませんが、たいがい何度も聞いてこられます。また、教えたことと違うことをするのもこのタイプ。そして注意すると、『こっちの方が良いと思う』『前の所ではこうだったから。』など、先ほど書いたようなタイプになるパターンもあります。メモを取らない方は、取り方が分からないという理由もあるかもしれませんが、教えていただいているという認識が弱い(無い)場合が多く、少し慣れてくると上から目線になったり、自分本位のやり方をしだしたりし始めます。このような方には、面接の時から研修に対する取り組み姿勢などを説明する必要が出て来ます。


■勝手な妄想で職場を混乱に陥れる

入職して間もないのに、なぜかいつも問題に関わっている人がいます。多い人数で働いている場合、他の人の仕事内容は入職時点では把握しきれないはずなのに、見た目だけで他に言ってしまうので、混乱させるのです。さぼっているように見えてしまうのは、どうにかしなければならない状況かもしれませんが、見てすぐに決めつけて、周りに風潮するのはいけません。しかし、このタイプは入職後直ぐに溶け込みたいがために、他の人を引き合いに出して、その人を落とすことで自分を上げる方法を取ります。入職後すぐに、あれこれと問題点を報告に来るような方には気を付けなければいけません。


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◇本当は謙虚では無い人への対応法

どの会社も、せっかく採用したのであれば採用費も掛かっていますので、長く働いてもらいたいと願うのは当然です。また、最近はOJTで丁寧な教育も進んでおります。そのような中、仮面をつけた本性は謙虚ではない方に振り回されていたら、仕事にはなりませんよね。では次に、入職後発覚した場合どのように対応すれば良いかを書いてみたいと思います。




■指示や約束は残るものでする

相手がメモを取らなくても、こちらが教えたことを残すことです。フォーマットにしてチェックを入れ、終わったところまでサインを貰うなどして残しておく必要があります。約束や指示も電話ではなくメールを使うことをお勧めします。また、気になる言動はこちら側が、日時と内容(箇条書き程度でOK)をリストにしておくと、人事的にも何かあったときには役に立ちます。少々面倒に感じるかもしれませんが、何かあってから対処する方が面倒さは倍増しますので、普段から少しずつ相手が言い訳しないような工夫をするといいでしょう。


■カモや盾にならないように付き合いは最小限に

上司や先輩でなければ、先ほどのような対応は出来ないかもしれません。その場合は、巻き込まれないために極力接しないという対応をとりましょう。少しでも相手の役に立てばと思いやりのつもりで接したのに、ミスや問題を自分のせいにされ兼ねません。そうなると、自分のせいではないのに、自分だけが職場に居づらくなったり、仕事がしにくくなったりします。仮面を被っているタイプの方は、人のせいにするのも得意ですし、流暢に嘘もつきます。犠牲になってくれる人を見つけるのも得意なので、そのターゲットにならないようにする必要があります。


■職場の為なら気にせずどんどん進める

問題になる人は、職場の流れを止めたり、混乱させたりすることを何とも思っていません。そのため、周りも巻き込まれてしまい、一週間が無駄に終わることも。そうならないために、どんな事が起ころうが、仕事の内容に関係のない事であれば、気にせず淡々と進める方がいいでしょう。スタッフ間の問題であったとしても、自分の仕事にさして関係が無いのであれば、わざわざ手を止める必要はありません。冷たいと思われるかもしれませんが、職場は仕事をするところです。自分の関係ないところまで首を突っ込むと、抜け出せなくなるので気を付けてください。


■やりたい仕事をやりたいと言える環境を作る

さて、その仮面を被った図々しい人が、仕事をさせたらいい仕事をする人であった場合、その人も働きやすいと思う環境で働いても良いですよね。そのため、様々な人たちが働きやすいと思える環境に近づけられれば尚良い事ではないでしょうか?もちろん、全ての人に良い環境というのは難しいとしても、ある程度間を取ることは可能ではないでしょうか?いい意見は取り入れて、職場の環境整備をしながら皆が仕事に取り組めるようにするという手もあります。今まで長く勤めている人には受け入れにくいかもしれませんが、せっかくの新規入職者ですから、話をしっかりと聞いてからジャッジしても遅くないかもしれません。


最後に

いかがでしたでしょうか。口と行動が伴っていないと、周りも振り回されて大変です。人と人とのやり取りですから、説明が苦手だったり、質問するのが下手だったりする事もあるでしょう。しかし、低姿勢で謙虚な方が入職してきて、素敵な方が入ったと喜んでいたら、とんでもない人だったという事になると、とても残念です。態度が変わる人は、どうすれば初めは受け入れて貰い易いかを良く理解しています。受け入れる側は、初めからそのような方が潜んでいる可能性がある事を理解しなければいけません。初めから信用しすぎてしまい、裏切られて心に傷を負ってしまうからです。良かれと思い、一生懸命していたのに裏切られてしまったら悲しいですよね。そうならないために、初対面の人には慎重に接してもいいかもしれません。



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