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なぜか自分ばかりが嫌な思いをしたり、我慢したりしているとお考えの方へ抜け出す方法を教えます。良くなりたいと考えていたのに、いつも引き戻されてしまい、私はいつまでもここから抜け出せない運命なのだと思っている方、それは抜け出す方法を知らないからだけです。我慢の人生から抜け出して、自分の人生を歩きましょう。



◇我慢ばかりの人生と思っている方の抜け出す方法

いつも自分ばかりが我慢を強いられていて、今の環境が嫌だと思っていても結局抜け出せず、自分はこんな人生なんだと諦めていませんか?それは抜け出し方を知らないから、行動できずにいるだけで必ず道はあります。まずは、抜け出すための考え方や見方を書いてみます。様々な現状があるでしょうが、置き換えて考えてみてください。



□沈黙は誰の為にもならない

幼少期の時に、祖母に母の暴力について話したことがあります。それを祖母は父に伝えたらしく父は母に手を上げたようでした。その翌日、私は母からとんでもない量の暴力を受けました。この事があって、声に出しても結局自分に仕返しとして返ってくるのであれば、黙っていたら良かったと考えたことがあります。そして、大人になるまで父にも誰にも言わずに来たのです。しかし今考えると、仕返しの暴力も言うべきだったと思います。暴力が無くなるまで言い続けるべきだったのです。なぜかと言うと、それから何年も続く暴力は、私の心に酷い傷を付けました。その事は頭から離れず、あの時から成長できているか疑問です。実際は、色々考えて暴力を振るった母については、気持ちの整理はできましたが、自分があの時諦めた事が、結果自分を苦しめたと思っています。黙っていれば酷くならないだろうと思うかもしれませんが、沈黙は結果自分を苦しめてしまう事になるかもしれません。


□【気付こう!】指摘されなければならないのは自分ではなく相手ではありませんか?

この事からも言えるのですが、自分が黙っていれば良いとか、怒らせる自分が悪いと思わせられているだけで、正さなければならないのは相手の方では無いでしょうか?私の話で例えると、暴力を振るった母が指摘されて、誰かに叱られるべきで、私ではないはずなのです。しかし、日ごろから長年我慢を強いられている人は、自分が悪いとか、自分のせいでと考えるようになってしまいます。洗脳とも言えるような状況になってくるのです。親や上司は、しつけだとか教育だとか都合の良い言葉を使いますが、よく考えてみてください、悪いのは自分ではなく、相手ではありませんか?そこに気付けるかどうかが、今後の行動に大きく関わってくるのです。


□状況が変わる事を恐れないで

どんなに悪い環境でも、変化を恐れて行動できない方もいるでしょう。また、お金の問題や子供の年齢、仕事内容など、環境を変えづらい状況にある方もいるかもしれません。しかし許されないと思わず、自分が安心して暮らせる環境は手に入れられると考えて欲しいのです。何歳でも大丈夫、絶対無理だという考えをどうにか考え直して、変われるかもしれないと思いついて欲しい。先ほどの私の話だと、親から捨てられたら生きていけないと思ったので、大人しくしていましたが、実際はそんな事にはなりませんよね。状況が変われば、今までのようにはいかず、しばらくは段取りも大変かもしれません。しかし、守りたい人や、自分自身を大切にするためにも、状況が変わる事を恐れずに、誰かに相談して頼って欲しい。自分一人では出来ない事も、誰かとなら出来る事は増えます。また、自分一人だと思いつかなかった事も、誰かとなら良いアイディアが出てきます。まずは、変われないのではなく、変わろうとしていない事に気付き、そして変われるという事を知って欲しい。


□たとえ親子でも間違っている事は間違っている

小さな子供と親という年齢だけではなく、8050問題が近年注目されていますが、大人同士の親子でも言える事です。たとえ血のつながった親子でも、間違った関係性の方もいます。虐待だけではなく支配や性的虐待です。親は、親である事をよく主張します。
・親の自分に対して、面倒を見ろ
・ここまで学費等にお金を使ったから、今度は親の生活を支えろ
このように、支配するのです。子供は、暴力や暴言が嫌だったり、単にいちいち言われるのが面倒だったりするので、つい従ってしまいます。犯罪と同じで、要求と言うのは、一度受け入れられるとエスカレートしていきます。暴力は暴力です。『躾』しつけというのは、漢字のごとく身を美しくすることへ導く事。すなわち心身ともに健やかに美しく導く事であって、暴力とは関係ないのです。ましてや、自分の言う事を聞かなかったから、自分の思うとおりにしなかったからと言って暴力が行われるのは、ハッキリ言いますが、間違っています。


□【見極めよう】間違っている人こそ大声で暴力的である

中には自分の言う事を聞くように仕向けるために、大きな声で怒鳴ったり、近くにあるものを投げつけて見せたりする人がいます。口では、『お前の為を思って言っている』と言いながら、従わせようとするのです。しかし、そのような人の多くが本当に相手の事を思ってしているかと言うと、そうではありません。年上の人や、男性から言われると委縮して聞き入れてしまいがちですが、ここはしっかりと見極める必要があります。どのような関係性であっても、本人が間違っているのに、大声で怒鳴りつけて言う事に従わせようとする人とは縁を切るべきです。どうしょうもない感情が爆発して、八つ当たりしてしまう事はあるかもしれませんが、それは若いうちだけで、大人になっても感情のコントロールが出来ず、暴言や暴力でしか表現できないのであれば、離れる方が得策です。こちらが我慢すれば、相手はさらに暴力を振るって来るでしょう。


□自分の人生は自分で創れる

結婚すると、相手と共に人生を築いていきます。家族が増えていけば、共に時を過ごす人も増えていくでしょう。しかし、それと自分の人生は一緒ではありません。確かに、家族が全てで自分の生きがいというのは分かります。その気持ちを否定したいのではないので、誤解しないでくださいね。互いに理解しあえていて、幸せであるならそれでいいのですが、中には家族の為に自分を犠牲にしている方がいらっしゃるのです。また自分が犠牲になっている事に気付いておらず、とても疲弊していらっしゃるので心配です。たとえ家族がいても、自分の幸せをしっかりと感じられるようにしたいものです。家族ができれば全てを捨てて家族の為に生きる。それが幸せだと言われたから、そうだと思い込んでいるだけでは無いですか?自分自身が納得していない部分を持っている方は、家族をないがしろにするという訳ではなく、自分の人生は自分で創る事ができるのを忘れないで欲しいのです。


他の人の記事:我慢してる人の特徴|我慢強い人の長所/短所と息抜き方法を解説



◆引き戻されると感じた時に思い出して欲しい事

何かのきっかけで、『よし!我慢ばかりの人生は嫌だ。変えよう!』と思っても、2~3日経つと色々と圧し掛かるものが現実的に思えて、また元通りになり辛い日々を繰り返していませんか?これが最後だからとか、あと少しだからと考えているうちに、なかなか抜けられなくなったという話もあります。合わない人との付き合いも同じです。この食事会が最後、お金を貸すのはこれが最後、そんな風にしていては抜け有すことはできません。最後と思ったその瞬間が、止める最初にならなければならないのです。では、引き戻されそうになった時に思い出して欲しい事を書きます。


以前に書いた記事:人生の選択に迷ったらこれを思い出してみて!人生の四つの選択



■必ず他の道があると信じて欲しい

『貴方しか頼る人がいない』という言葉を信じないでください。あなたが何もしなくても、その人は他に頼りますし、代わりになる人はいくらでもいます。仕事でも、知人どうしでも自分が納得できない事には、手を出さない方がいいでしょう。現状が辛くて我慢しているのに、『あなただけ』とか、『他に誰がするの?』などと言われて、妙に納得するのは間違いです。相手が困っている、何とかしてあげたいと思うのは、優しさなのですが、相手がそれを優しさだと思って頼っているかと言うと、そうでもない時もあるのです。優しさにプラス、断らない人と認識されている可能性があります。断りにくく、優しさで受け取った事があなたを苦しめて我慢させているのであれば、受ける以外の道もあるという事を知っていて欲しいと思います。


■全く知らない人に相談やヘルプを出して欲しい

何かを相談する時に、登場人物や仕事内容、家庭環境などをある程度知っている人に相談しがちです。時間をかけずに話せるし、上手く伝わらないところもカバーできると考えるからです。しかし、周囲にいる方々は、第三者の目で本当に聞いてくれているかと言うと難しいと思います。また知っている人だと、どこでどう繋がっているか分からないですし、最悪の場合引き戻されるきっかけになってしまう恐れも。そして私の経験上、抜け出すきっかけになるような事はありません。特に地方だと我慢する事を前提で話をされますし、他の事をしようとしても『そんなことして何になるの?』など、あまり前に進むことを良しとしてくれません。相談するのであれば、是非カウンセラーや役所等の周りに居る人以外を選んでみて欲しいのです。


■元の環境に戻らないと決められるのは自分しかいない

最後に大切な事です。我慢してまで辛い環境に居続けるのを止めて、先に進もうと決められるのは自分だけです。周りがどんなに環境を変えてみては?と助言したとしても、本人が変わる気が無ければ、何の意味もありません。また、結局自分が決めて進んだとして、それで上手くいかった時、誰も責任を取ってくれないとお考えの方、それは確かにそうかもしれません。私は、その後の事もお手伝い出来る事があれば、通常生活が出来るまでお付き合いいたしますし、事前にある程度の想定などを共に話してから勧めます。今は様々な機関が支援もされていますので、色んな人の手を借りても良いのではないでしょうか?でも、まずは変えたい、抜け出したいと本人が意識して頂くことが大切です。戻らないと決められるのは本人だけなのです。




最後に

いかがでしたでしょうか?学生時代であれば、不良グループから抜け出したい、悪事に関わりたくないと思っているけど、仕返しが怖くて言えない。ママ友グループから抜けたいけど、ボスママが怖くて言い出せない。姑との関係が最悪で離れたいけど、離れられない。など、沢山の我慢と苦痛があると思います。そしてその苦痛は、なぜかいつも自分に降りかかってきているように思える。引き寄せる磁石になったような気分になる事はありませんか?毎日頑張っているのに、辛くて苦しい思いをされている方、必ず抜け出す方法はあります。是非参考にしていただき、幸せな日々を送れますように。

2023年8月8日
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