まずはお気軽に相談予約・お問い合わせください。

ブログ

これまで会社勤めや、集まりなどで『ルールを作りましょう』と、率先して発言している人を見てきました。もちろん、その作成したルールに基づいて実行される方もいますが、中には作ろう!と言った本人が、真っ先にルールを破るところも見てきました。まぜ守らない人に限って、率先してルール作りをするのか!?原因を見ていきましょう。



◇ルールを作ろうという人に限ってルールを守れないのはなぜなのか?

初めは特に気にしてはいなかったのですが、何度も繰り返されるうちに、なぜ守らないのにルールを作ろうというのか、とても興味が湧いてきました。ルールを守らない人は、自分が言い出したルールだけでなく、決めた順番でさえ守りません。これには驚きなのですが、本人は特に気にしている様子はありません。そしてまとまらないので、またルールを作ろうと言い出すのです。まずは、ルールを守らない人が、ルールを作ろうと言い出す理由を挙げてみたいと思います。




□ルールを作れば自分に都合のいい流れになると思っている

まず、ルールを作ろうと言い出すタイミングは、自分が分からない事が出てきたり、自分のせいにされるような出来事があったりすると言い出します。本来なら、自分で常に確認作業をしていれば、何の問題も無く進められ、説明できるのですが、このタイプはそのような努力はしませんので、窮地に陥ると、ルールが出来ていないから悪いのだと考えるのです。そのルールは無くても、周りは問題なく仕事をこなせているのに、余計な手間と時間を作らされてしまいます。また、その窮地の時に作るルールですので、本人にしか良くならない都合のいいものになってしまいます。自分にだけ良ければ良いという考えがあり、周りを巻き込んで自分に対して都合の良いルールを作るのです。


□ルールを作ろうと言えばリーダーシップを発揮していると思っている

次に、何かとルールを作ろう!とか、システムを作ろう!という人がいます。本当に必要なら、すでにあるはずなのですが、このタイプは自分が何かをしたという成果を作りたいがために、自分で考えるのではなく、周りを巻き込み自分の成果を作ろうとします。この様な方は、いざミーティングが始まると、『〇〇について、流れのルールを作った方が良いと思うんだけど、どうしたらいいと思う?』と、丸投げしてきます。これでは、どうせ守らないルールを作ったところで何の意味も無いだろうなと、参加者全員が心の中で思うでしょう。


□作ったルールは自分以外の人が守るものと考えている

さて、ルールを作ろうと言って、ルールが仕上がりました。翌日から、出来上がったばかりのルールと違う事をするのがこちらのタイプ。自分以外の人が、そのルールを遂行すると考えているのです。ルールとは、どのような立場にあっても、全員が参加するものだと考えていますが、本人は違います。自分が入らないルールなら、自分がミーティングなどに参加したり、話し合ってルールを作ってと依頼したりするのは変だと思います。自分に都合よくしたいから、ミーティングだけには参加するけど、出来上がったルールは皆だけが守ってね。というスタンスだと、ルールは作らない方がましでしょう。また、こちらのタイプは毎回同じことをするので、周りも守ってもらえると期待はしていません。


□作ったルールをよく覚えていない

次に、時間を掛けてルール内容のミーティングをした後、誰かが決まった内容をまとめてくれるでしょう。しかも、時系列にして表にまとめてくれる人も居るかもしれません。そして、各スタッフに配られ、中には貼りだして確認しながら進める人もいます。そんな中、独りだけ逸脱して、違う事をする人がいます。さらに、勝手に物事を決めて、結果だけを振ってくる人もいるのです。これについては、自分には合わない内容なのであれば、ミーティングの時に言うべきですし、逸脱する前に相談するべきです。しかし、ルールが欲しいと言いながら、自分自身が決まったことを覚えておらず、その場その場で好きに動いていたら、ルールの意味がありません。覚えられないのであれば、確認できる所に配置して、一つ一つ丁寧に進めましょう。


□守っていない(破っている)認識が無い

最後に、自分はルールを守っていないという認識が無い方です。こちらのタイプは、他の社会的なルールも無視する傾向があり、ソシオパスに近いものがあります。例えば、列に並ぶ・人が話をしている時に話しかける・遅刻を悪びれないなどです。認識が無いので、決まったことを提示しても、それを又変えようとまでしてきます。しまいには、ルールって何?など、元も子もない事を言い出すのです。守ろうとする気持ちや認識も無いのに、人に対してはルールを押し付けてくる事もあります。他者を見て、決まったことを出来ない人。と、言うくせに、自分は何一つ守っていない。なんて事もあります。


他の記事:『ルールを守らない人』との向き合い方(和尚様)



◆ルールを守れない人がルールを作ろうと言い出したら?

さて、ルールを守れない人が、ルールを作ろうと言い出した場合はどうすればいいのでしょうか?そうですね。と言いつつ放っておいても、いずれ忘れるタイプではあるのですが、実際に熱くルール作りに力を入れられたら、協力するしかない場合もあります。しかし、周りは『どうせ続かないし、本人は守らないのだろうな』と思いながら参加するわけですから、時間が勿体ないですよね、次に、そんなルールを守らない人が言い出す、ルールを作ろう!のミーティングで押さえておきたいポイントを紹介したいと思います。ルールを守らない人だけでは無く、ルール作りには必要な事だと思いますので、参考にしてみてください。


以前に書いた記事:約束を守らない人の特徴と、そんな人とは縁を切った方が良い理由

■誰が守るものなのかを明確にする

まず、このルールは誰が守る事なのかを明確にします。従業員全員なのか、一部の部署だけなのかです。要するに、ルールを守らない人も入っているのか入らないのかを、ハッキリさせておくことが大切です。また、議事録と同時に、参加者の署名か捺印を貰うのも手です。そして、ミーティングの最後に、再度決まったことを復唱すると効果的です。決まったことを挙げて、さらに、『この新ルールの遂行者は。』と言って名前を挙げていきます。多い部署であれば、〇〇部署全職員などまとめても構いません。ルールを守らない人が、自分も一員であるという認識を持つように発表するのがいいでしょう。


■いつまで続くものかを明確にする

次に、いつまで続くルールなのかを明確にしましょう。こちらは、作ってそのまま放置という所が多いのではないでしょうか?例えば、『2か月続けましょう。その後、再度ミーティングをして、適しているかの検証と再確認をします。』という風に期間を決めます。これだと、守らない人が居たときに、『まずは2か月しましょうとなりましたよね』という事が出来ます。というのも、ルールを守らない人は、言い訳として『そのルールってまだ続いていたんだ。』という事があるのです。検証・見直しがあれば、全体の為にもなりますので、試してみてはいかがでしょうか。


■何のためのルール作りなのかを明確にする

また、何のためのルール作りなのかを、明確にする必要があります。業務遂行の為なのか、総務の為なのか、お客様の為なのか。などです。ルールを守らない人は、自分中心に物事を考えて意見を言うので気を付ける必要があります。たとえ、強く要望されても、それはお客様の為になりますか?など、基本的な柱をブレさせるような事にはならないようにしたいものです。しかし、上司などがルールを守らない人であると、そうはいかない場合があります。それでも、今回は〇〇に対してのルールになりますので。と、一旦置いておけるような発言が出来るといいかもしれません。


■どのように浸透させるのかを決めておく

最後に、決まったルールを、どの様に共有するのか、他にも下の従業員まで浸透させるかまで決めるといいでしょう。社内メールや共有フォルダを使う方々も多いかもしれませんが、ルールを守らない人は、『あー、何か届いていましたね』位にしか認識しません。そこで、確認したことが分かるようなツールを使うといいでしょう。とにかく、ルールを守らない人は言い訳も多いので、参加している・署名している等の、根拠を指示していかなければならないでしょう。



最後に

いかがでしたでしょうか。私自身は、ルールが絶対的に必要とは思っていません。しかし、多くの従業員が働くのですから、ある程度の道筋を作るのも仕方がないことです。そのような中、独りだけルールを守らず、好き勝手されては周りが振り回されてしまいますよね。新人の方なら指導の仕方もありますが、中堅や上司である場合、ルールを徹底するのは至難の業かもしれません。ルールを守らない人の特徴を知って、周りが上手に組み立てていかなければいけませんね。ルールを守るように言われたことがある方は、何のためにあるルールなのかを良く理解して、守る努力も必要です。

2023年4月26日
カテゴリー

コメントは受け付けていません。