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沢山の人と関わると色んなことを目にしたり聞いたりしますよね。実際私も日々、沢山の出来事が舞い込んできます。皆さんは、そんな時どうしていますか?聞いた途端なんだかモヤモヤした感覚や、一緒になって落ち込んでしまった経験はありませんか?ついつい相手と同じ感覚になってしまい、落ち込んでしんどくなってしまう方は必見です。

それは貴方に起こった事ではありません。自分の事と他人の事は切り離しましょう。

友人や家族が辛い思いをすれば、当然自分も辛い気持ちになりますよね。悔しければ悔しく、悲しければ悲しくとこれは当然の感情なので、全く問題はありません。共感し話を聞いてあげれば相手は安心感に包まれ、また進んでゆく力となるでしょう。問題なのは、話をした本人は翌日元気になっているのにもかかわらず、聞いた貴方がいつまでも落ち込んでしまうことです。そこで、切り離しが必要となってくるわけです。

どんな人が相手の事と自分とを切り離せないの?

基本的にとても優しく、想像力が豊かな方が多いようです。少し聞いただけでも、その場の情景が思い浮かびます、例えば相手の顔・音・雰囲気などです。ですから聞いているうちにあたかも自分が体験しているような感覚になってしまうのです。そうすると自分が言われた感覚と同じなので落ち込んでしまう訳です。

なぜ落ち込んでしまうのでしょうか?

とはいえ、結果自分が言われたわけではないのに、なぜ落ち込んでしまうのか?というと、例えば仕事でミスをしたことを叱責された話だとしましょう。怒られた本人は叱責された事だけを中心に話をしてきますね。次に聞いている貴方は、叱責された状況が思い浮かびました。通常自分が叱責された場合、なぜそうなったのか?どこに気を付ければ良かったのか?今後はどうすれば二度と同じ間違いが起こらないのか?と考え、それを踏まえて次のステップに行きますね?ところが、叱責されたのは自分ではありませんから、その問題提議・解決法が分からないのです。分からなくて当然ですが、その分からなくて解決できない事でモヤモヤして落ち込んでいくのです。

落ち込んでしまった後は?

結果、自分がまるで出来ない人間のように感じ、何か結果が出したくてまた他の事に手を出してしまうのです。いわゆる負のループが出来上がります。相談してきた人が元気になっているのにも関わらず、自分だけはいつまでもその場で落ち込み続けてしまうのです。

共感の強すぎる方は『エンパス』かも!?


どうすれば相手の事と自分の事を切り離せるの?

実は私も切り離せず、いつまでもその人の事を考え続け自分は解決できない能力が低い人間だ!と思っていました。しかし、よく考えたら相手は元気ですし、さらには出世までして高収入とどんどん成長していました。その場にとどまっていたのは自分だけで、しかもそれは自分でした事だと気づいたのです。

共感は惜しまずにする

大切な人の事ですから後から後悔しないように、しっかりと話を聞いてその時間はたっぷりと共感・協調をします。気持ちを持っていかれるからとビクビクせずに、思いっきり聞いてあげてください。相手は貴方なら話せるから話をしてきているのですから。時間をかけてもいいでしょう。

相手を信じて見守る

大事な所はここになるでしょう。『あなたなら乗り越えられる』『きっと次は上手くいく』『時間が経てば忘れられる』と思い、相手がそれを乗り越えていくのを、客観的に観察しましょう。同じ輪の中(相手の人生)には入れませんから、この人ならきっと大丈夫!と静かに見守ってはいかがでしょうか?見守るのも大切な事です、乗り越えた場合さらに嬉しい事を共感できるのですから。

最後に

優しくて共感してくれる人は、頼られることも多いと思います。でもそれで貴方が落ち込み心身を疲弊させては本末転倒です。共感しつつ、自分に起こった事では無く、相手はきっと乗り越えて良い未来があるはずと信じて接してみてはいかがでしょうか?
それでも一度は吐き出さないと、整理整頓出来ないという方は是非ご相談ください

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2022年7月18日
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