周りにネガティブな言葉を使用する人がいませんか。本人は自分のことをポジティブだと勘違いしているところが厄介ですよね。テイカーとは、周りから人の時間や気持ちを奪う人で、ギバーはその逆の周りにやる気や楽しみを与えられる人です。自分は大丈夫と思っていませんか?もう一度自己チェックして見直してみましょう。
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◆テイカー女性にはこんな特徴が!テイカーと付き合ってはいけない
ネガティブな言葉とは、でも・だって…・わかるけど…・そうだけど…・いや…・そうじゃなくて…などです。テイカーが5分間喋ると、上記の言葉が数多く出てきます。当然、話しているこちらは、『ああ、聞き入れてもらえないな』と、瞬時に判断し、話をするのも億劫になっていきます。また、士気も下がりますし、やる気と時間を奪われるという流れです。
■遅刻する・時間通りに始められない・予定通りに終わらない
このどんな場面でも出てくる時間を守れない人。遅刻するだけでなく会議などでも予定時間に登場しスタートが遅れたり、1時間と決めた会議で持論をダラダラと語りオーバーしたりするのです。『明日の会議は9時からです』と言われれば、大抵の人はそれまでに準備をし5分~10分前には着席しています。しかしテイカーはそんな方々の時間を平気で奪い、何食わぬ顔で着席するのです。これではみんな呆れかえり、その人が来てから行こうかとなってしまい、信用も威厳もゼロですね。
■相手の質問が都合の悪いものだと話をすり替える
基本テイカーは自分中心なので、自分の都合の悪いことは嫌がります。ですからその様な質問が来ると、のんべんだらりと返しながらいつの間にか違う話題になっていた、という事もよくあります。この手法が使えない相手には敵意むき出しで聞く耳を持ちません。基本的に自分で都合の悪い話だと理解できているわけですから、弁解しなければいけないような事は、はなからしなければいいのにと思います。
■ここぞ!という時でも動かない
空気が読めない・やる気がない、そんなテイカーはここぞ!という時も絶対動きません。なんとか動いてもらっても1度だけ、またそれをオーバーに話し誰かが誉めるまで言い続けます。1度しか動かない、それもやっと動いた人に対して誉め言葉をかけるなんて、相当気分が悪くなる事です。そんなテイカーは必ずと言っていいほど、『自分は頑張っている!』と自分で言います。
■相手を見下してマウントをとる
マウントを取りたがる方々は基本的に自分に自信がなく、相手が羨ましく妬んでいることが多いようです。自分も努力すればいいのに、このような方々はなぜか相手を下げる事を選びます。努力することすら悔しくて出来ないのでしょう。素直に褒めたり称えたり出来ないので、『私だったらもっと早く出来た』とか、『私もそんな経験あったけど〇〇だった』などと相手の手柄も奪おうとするのです。
■自分の話ばかり又は自分の話に持っていく
テイカーは人の話に興味がありません。何かにつけ自分の話か、人の話でもゴソッと自分の話題に持っていく傾向があります。この様な人は当然相手や周りの人の事をあまり知らないので孤立していきます。そして自分の話を聞いてくれそうな新しい誰かを探し求めていくのです。大概それをする人は『私は知り合いが多いの!』と自慢していますが、単にあなたの周りに人が定着しないだけでしょ?と言いたくなります。
◇テイカーと離れてギバーな人になる!またはギバーを探しましょう
テイカーといると時間も気分も取られ、あなたにとって良いことはありません。普段あまり接しない人なら構いませんが近くに居るようなら要注意!自分にとって楽しく笑顔でいることができるギバー(与える人)を探してギバーワールドで過ごしましょう。そうすることで、あなたもまた誰かに幸せを与えていけるからです。そして何よりあなた自身がギバーな人になるのもいいかもしれません。
・相手の時間を大切にし、感謝する
来てくれたこと、集まってくれたことに仕事であっても感謝しましょう。上司の方なら尚更です。会社の為に皆知恵を出してくれるわけですから感謝して当然です。中には会社が雇用してやっているんだ。とか会社の為に集まるのだから当然だと思っている方もいるかもしれませんが、もうそんな時代ではありません。そう思っているだけなら構いませんが、そんな人だって一人では仕事は出来ないでしょう。みんなが居るから仕事は成り立つのです。
・相手の話を最後までしっかりと聞く
どんなに耳の痛い話でも最後までしっかりと聞くことが大切です。面と向かって話をされるという事は期待されているからなので、話を捻じ曲げて聞いたり、すり替えたりしたらその期待を裏切るのと同じです。最後まで聞き相手を攻撃せず、解決策を出していきましょう。変なプライドを捨てることがギバーへの道です。
・額に汗をかかない金は受け取るな
こちらは、私の好きな言葉で稲盛和夫さんの言葉です。鹿児島出身の方というのもあり尊敬しています。この言葉にあるように、目の前の利益に対して人を動かして儲けよう、利益を上げようと考えているようでは本当の意味の利益は生まれません。この言葉を胸に私自身も懸命に取り組むことを念頭に置いています。
最後に
いかがでしたでしょうか?マウントを取る人は愚かな人と見られます。自分が欲しくて奪い自分だけは幸せになる、それって相手にも権利ありますよね?全てにおいて相手が居ることを忘れず、『目指せ!スーパーギバー!』で生きたいものです。