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どれくらいの頻度で連絡すればいいのか、ここまで聞いても大丈夫かな?など心配になる事はありませんか?または、話したくも無いのにグイグイ来られて疲れてしまったという経験は無いでしょうか?ここでは相手への距離感の取り方や、考え方を書いています。人との距離感の取り方が分からず、いつも無理をしている人は是非お読みください。




◇どうすれば丁度いい距離感で接する事が出来るのか

特に初対面の人と接する時や、数回しか会った事のない人と接する時、相手が迷惑だと思っていないかな!?と心配になる時はありませんか?そもそも丁度いいってあるのか?人それぞれに合わせるなんて無理じゃない!?そう思いませんか?では、あまり物事考えなくても人との距離感が丁度良くなるためには、どうすればいいのかを書いてみたいと思います。




□なんでも悪い方へ考えない

あまり話したくないのかな?この話面白くないのかな?など、自分の頭の中でグルグルと考えたり、心配したりしていませんか?カウンセラーになってから、良く分かるようになったのですが、どう考えているか?というのは、その本人に聞かないと分からない事なのです。そんな事分かっているわ!と思うかもしれませんが、ほとんどの人が想像で話をされます。もしかしたら集中して聞く人で、反応が薄くなるのが自分の悪い癖と思っている人が相手かもしれません。元々笑顔が少ない人かもしれません。しかし、反応が悪いと、自分のせいでは?と不必要な心配をするのです。『この話、面白くないですか?話題を変えましょうか?』と直接聞ける人はほとんど居ないでしょう。その逆で、『私、人の話を聞くときに反応が薄くて、無表情なのですが気にしないでください。』という人もいません。どうしても無表情や無反応だと悪い方へ考えがちですが、その原因が絶対に自分であると考えるのは早すぎます。あれ?と思ったら、話を手短に終わらせて、他の人と話をしたり、仕事に戻ったりして、あまり気にし過ぎ無いようにしましょう。



□相手の事は知らなくても会話はできる

多くはありませんが、たまに相手の事を根掘り葉掘り聞いて、その答えからさらに掘り下げて聞いて行く方がいらっしゃいます。傍で聞いていたら、凄いメンタル!と感じますが、グイグイ行っています。相手は体が反るぐらい離れているのに、気付いていないようです。まぁまぁと、途中で止めて一息入れられるように気を遣ってしまいます。話のきっかけに少々の事を聞くのは良いかな?と思いますが、一体どうする気なのか?と思うほど気聞き続けるのはよくありませんね。特に仕事内容や、収入、出身大学など、値踏みに使われそうな事は、よほど仲良くなるまでは止めましょう。休みの日の過ごし方や、読書が好きと聞いたら、お勧めを聞いたり、本についてのディスカッションだったり、双方が話せるようにすると良い距離感になるでしょう。相手を知りたい気持ちが強く出ると、その時点で距離感は良くない距離になってしまいます。



□自分の事ばかり話ししていませんか

今度は逆パターンで、自分の話を永遠にし続ける方。自分を知って欲しい!褒めて欲しい!そんな気持ちは分かりますが、ハッキリ言って疲れます。自分の話を永遠とする方は2パターンです。苦労話か自慢話です。どちらもある程度は勉強になりますが、一般の方々は私たちカウンセラーのように聞くのが専門の人ではありませんから、グッタリしてしまうのです。相手を疲れさせて、二度と会いたくないと思われてしまったら、距離感も何もありません。自分をオープンにして、間口を広く持つことは悪い事ではありませんが、会話はキャッチボールですから、相手の話も聞かなければいけません。まるで相手が壁のように、独りで壁打ちをしているような状態ではコミュニケーションは取れませんので、自分ばかり話をしていないか気を付けましょう。



□切り返し言葉をいくつか用意しておく

話している相手と距離を取りたいなと思ったり、もう少し近づきたいなと思ったりした時に、切り返し言葉や、つなぎ言葉をいくつか用意するといいでしょう。距離を取りたい場合は、『ところで』『そう言えば』『今の〇〇で思い出したのですが』『楽しい時間は直ぐに過ぎるもので、実はこの後…』などです。相手の話している内容からピックアップしても良いですし、その相手が知っている人の名前を使うのも効果的でしょう。全く知らない相手だったら、最後の言葉など使えます。逆に近づきたい時は、『それからどうされたのですか?』『そこで何とおっしゃったのですか?』『ところで、以前仰っていた旅行は行かれましたか?』などです。今話をされている内容について、さらに詳しく掘り下げるパターンと、前に会った時に聞いていた内容を続けてもらうパターンです。これで、相手との距離を離れたり近づけたりします。



他の人の記事:「人間関係がうまくいく人」の意外な距離の取り方



◇距離感を間違えたらどうなるの?嫌われちゃう?

さて、振り返ってみて、あまりいい距離感で接する事が出来なかったなと思ったら、どう思われますか?嫌われたかな?と心配になりますか?次に、上手くいかなかった場合と、こちらが心配しているほど相手は何も考えていない事があるという内容を書きます。また、私が聞いたことのある事から、会話について人がどう思っているかなどを併せて書いてみたいと思います。




□相手も距離感が分からず噛み合わなかったのかも

普段話をする時に、つい自分側からだけの事を考えてしまいがちですが、案外相手も苦手だったり、不安だったりするものです。終わってから、なんだか噛み合わなかったな、相性が良くないのかな?と不安にならず、相手も初対面の人は慣れていないのかも?と考えた方が良いかもしれません。人と話す事がスムーズに見える人でも、実は人見知りである事や、楽しそうに見えていた人も、会話に着いて行くのに必死だった。という人もいます。距離感を掴むのに時間がかかるのは自分だけでは無く、意外と多いものなのです。似たような方と直ぐに打ち解けられたら、とてもラッキーな事だと思います。



□緊張すると通常通りには話せない

女性・男性関係なく、初対面の人や出会って間もない人とコミュニケーションをとるのが苦手な人も多いようです。相手が嫌な思いをしないようにと気を遣えば、意識していなくても緊張するものです。無意識であっても緊張すれば、なかなか普段通り話せないですよね。変な所で可笑しなことを言ってしまったり、会話の内容と違う質問をしてしまったりという方もいます。ですから、相手が変な事を言ったり、可笑しな行動をとったりしても、それは貴方と話をしたくないという事では無く、緊張から来ているものかもしれません。あまり突っ込まず、笑って済ませてあげれば緊張がほぐれるかもしれませんね。



□良かれと思っていても初対面では言ってはいけない言葉

時に、何か話をしなければ、何か質問して会話を広げなければと思い込み過ぎて、初対面ではタブーな質問をする方がいらっしゃいます。もしくは相手がはぐらかしているのにも関わらず、気付けず、しつこく質問し続けてしまうなどです。まずは相手のプライベートに関する事は避けておいた方がいいでしょう。逆に自分から聞いてもいないのにペラペラと話す人がいますが、そのような方も避けた方が良いと言えます。年齢・出身校・住んでいる所・収入などは、聞かなくても十分会話は出来ますので、知らなくても問題ありません。あと、芸能人の〇〇さんに似ているなども、自分は素敵だと思っていたとしても、相手からすると不快な場合があるので、場の雰囲気次第では自分から言うのは止めておきましょう。



□連絡の頻度は時間では無く日数で考えてみて

相手から連絡が無いと、一日何度もメールしたり電話したりしていませんか?恋人や夫婦間であっても良くない行動です。友人関係であっても、出来るだけ止めた方がいいでしょう。仕事によっては、自分のプライベート携帯をチェックする事ができるかもしれませんが、中には携帯を見られない仕事もありますし、集中している時は見ません。携帯のメッセージを直ぐに返したいタイプと、携帯に縛られないタイプの方がいらっしゃいます。自分と同じように考えていたら、不安になったりイライラしたりするでしょう。そのため、直ぐに返さないタイプは返信してくる時間を〇時間もかかったと捉えずに、1週間以内には返してくるだろう。というくらいで考えてみてはいかがでしょうか?万が一、その間に予定や約束していた場合は、『またの機会にしましょうね。』と送って、キャンセルととって、自分の好きな事をしてもいいでしょう。

以前に書いた記事:理解しようと思わない!知れて良かったくらいにしておこう



最後に

人との距離感というのは難しいですよね。あまりに愛想良くし過ぎてグイグイ来られるのも嫌ですが、何も話さないという訳にもいきません。会社で役員クラスの方々へは気を遣うし、若い子は何を考えているか分からないなど、年齢層によっても会話の内容や距離感が違います。最近は、海外の方と働く事も多くなってきていますが、その海外の方の距離感も違います。あまりに考え過ぎて一日がクタクタになっていませんか?基本的にグイグイ来る人は、何でもオープンで、相手にもそれを求める傾向があるので、よほど言いたくない事以外は話の流れに乗って話しても良いかもしれません。気を付けなければいけない事は、中には情報を収集して言いふらしたいだけの人もいますので、何もかも話すのは相手を知ってからの方が良さそう。逆に個人的な話より、時事ネタやお互いの会社の話を軽くする程度の方は、仕事重視なのでしっかりと距離感を持っていけばOK。ここでの注意点は、相手が気を遣って、そうしていているだけで、本当は色々話をしたいと考えている場合、せっかく出会った機会を逃してしまう恐れがあるので、会話の途中で垣間見る表情や、会話の仕方(ユーモアやジョーク)を良く聞いて判断するといいでしょう。

2023年11月14日
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