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皆さん、三日坊主になってしまい自己嫌悪した事はありませんか?私も、どちらかと言えば三日坊主な方でした。ここでは、自己嫌悪に陥らないために、どうすれば三日坊主を克服できるのか?を書いてみたいと思います。三日坊主を克服して、自分に自信を取り戻しましょう。






◇三日坊主の三日間はどのような心理で変化しているのか?

皆さんは、何に挑戦して三日坊主の経験がありますか?私は、様々な事で三日坊主を経験しましたが、一旦『ダイエット』というテーマで書いてみたいと思います。私のダイエット挑戦で、三日坊主になった様子をご覧ください。ダイエットを題材に書きますが、あくまでもダイエットが主体では無く、心理の移り変わりと、それがもたらす自身への影響に着目してもらえればと思います。




・一日目の私

腹筋ローラーを使えば、お腹がへっこむのでは?と考え、早速腹筋ローラーを購入。箱を開けて、一先ずゴロゴロとやってみる。思ったよりキツイし、背中って真っすぐなっているのかな?体が伸び切らないけど、これくらいの距離でも初めは良いのかな?と、疑問ばかりが増える。一旦調べてから始めた方が良いかもしれないと思い、4回~5回程度したら、終了。ネットなどを検索しながら、腹筋ローラーについて調べを進める。どれを読んでも、ある程度腹筋できる人しか無理なのでは?というような内容。初心者で、腹筋が出来ない私は大丈夫か不安になってくる。しかし、せっかく買ったし、とりあえずやってみようと思い立つ。1回しかしていないというと、勿体ないという気持ちと、さすがに1回で辞めるのは諦めが早すぎるのでは?という気持ち。


・二日目の私

さて、膝を置くマットをセットして、昨日見た詮索結果を思い出しながら、ゴロゴロしてみる。何回ぐらいしたらいいのかな?まぁ、5回でキツイから10回程度でいいかな?と、勝手に決めて10回を終わらす。背中は真っすぐなっていたのか?腕が痛いが問題ないのか?と、疑問は残りつつ、全体の回数や何セット・セットの間の休憩のことなど全く思いつかず、10回で終了。その後、テレビを見ながら、あれで本当に腹筋が付くのか?と、疑問が出てくるが、昨日検索しているので、ここで再度検索する事はしない。いちおやったし!という勝手に納得して終わる。


・三日目の私

さあ、やるか!と、昨日同様10回だけしてみる。特に腹筋が痛いわけでもないので、筋肉痛になっていない。という事は、効いていないという事では?と思い、少し多めにやってみようかと試みる。13回ほどで、腕がプルプルし始め、限界でストップ。えーっ、じゃあ、どれくらいすればいいの?本当にやり方合っているの?と、やや面白くなくなってくる。合っていないやり方で進めても、効率悪そうだし、そもそもこの器具が私には向いていないのではないか?と考え始める。13回で終わり、少しハァハァしているが、お腹に効いている実感は無い。


・四日目の私

続けても、やり方や自分の体力に合っていなければ、結果は目に見えているよなぁと思いだし、一旦置いておいて他も調べてからやろう!と考える。腹筋ローラーを使った事がある人に聞いてみようか、動画か何かを探してみようか?と考え、結果的には今日は腹筋ローラーはやらない事になる。少しの回数でも、やるだけやりながら調べた方が良いのかな~と、心の奥では思いつつ、やり方が間違っていたら意味ないしな~と、座ったまま動けない。というか、動く気が無い。


・その後の私

腹筋ローラーをした人に会っても、聞こうと思っていた事すら思い出さないし、動画?それは尚更調べません。そのうち、ダイエットしようといていた気持ちも薄れてきます。思う出すことはあっても、あの時の事を考えると、どうせやらないだろうと思ってしまい、何か良い手段があったらしよう!などと、変な他力本願になっていきます。無理をする事は無いと、自分に言い聞かせて、結局そのままズルズルと生活をしてしまうのです。





◇三日坊主のデメリットは?避けたい心理的デメリット

次に、三日坊主になると何に影響が来るのかを書いてみたいと思います。諦めたのだから、それでいい。という考えもあるかもしれませんが、続かなかった時に陥るデメリットもあります。たとえ三日坊主に.なってしまっても、以下のような事にならないようにしなければいけません。気にせず、そのまま放置して繰り返していくと、大変な思いをするかも。たかが三日坊主と思わずに、三日坊主になってしまったら気をつけてみましょう。


他の人の記事:三日坊主で終わらせない!三日坊主にならないための必要な3つのポイント!



・自分との約束が守れなかったという心理

人は、たとえ相手が自分であっても約束した事は覚えています。三日坊主になってしまい、目標に達成しなかったという現実は、自身に対して約束を守れなかったと記憶されてしまうのです。人との約束を守らない人は嫌がられますよね。それと同じで、自分であっても約束を守れなかった事に、苛立ちを感じるのです。しかし、相手が自分以外なら、嫌な感情を出しやすいですが、それが自分となると感情をスルーしてしまいます。要するに、自分に甘くなるわけです。それは特に問題は無いのですが、感受性の豊な方になると、自分との約束を守れなかった事が許せず、つい自分を追い込んでしまう方がいらっしゃいます。何度も自分を責めて、自分の事が許せないのです。そして、自分を信頼しなくなってしまい、自分を大切にしなくなるのです。これは、とても危険な事です。自分との約束をも大切にする姿勢は素晴らしい事ですが、それが果たせなかったからといって追い込み過ぎてはいけません。


・何をしても出来ないという自己肯定感の低下

自分を追い込み過ぎて、信頼できなくなってしまうと、『私は、何をやってもだめだ。』と、自己肯定感が低くなってきてしまいます。自己肯定感が低くなると、自暴自棄になり何をしても楽しくありません。もしくは、楽しんではいけない。とまで追い込んでしまう方も。笑えなくなったり、楽しめなくなったりするのは、避けなければいけない事です。自分は何をやっても出来ないと決めつけずに、前を向けるように後半に書く解決法を参考にしてみてください。自己肯定感は、自分で上げる事ができるものですので、諦めたり、投げやりになったりするのは早すぎます。どうか、決めつけずにいてください。


・どうせできないのでは?という今後の不安

実際、三日坊主になって出来なかった事が続くと、次に何かしようと思っても、『どうせ続かないだろう。』とか、『結局出来ないだろう。』と、始める前から不安になり、取り組む事さえ出来なくなってしまう方がいらっしゃいます。先ほどの自己肯定感が低いという事も原因ですが、自分の事を信用していないので、やってもいないのに初めから決めつけて取り組めないのです。ダイエットだけでは無く、資格や仕事も同じことです。やりたい事や理想はあるのに、自分が原因で取り組めないとなると、現状から脱出できない。苦しい、辛い現状から変わらないのだと思い込んで、不安は大きくなる一方です。この不安は中々消えません。なぜかと言うと、自分が動いていない事は自分で分かるし、自分が諦めた時点で叶う事が無いと分かっているので、今のまま変わらないと不安になるのです。


・自己嫌悪で自身を追い込む

出来ていない事が増えてしまい、自己嫌悪に陥り、自分のメンタルの状態をゼロに持ち上げられず苦しい思いをしている方、必ずゼロに戻せますので是非ご相談ください。ここでは、そのような方とは少し違う感覚の方の事を書きます。自分が原因で決めたことが出来なかった。ここまでは同じなのですが、中には、他の人の足も引っ張って、他人も上手くいかせないようにしてやろう。と捻じれた考えをお持ちの方もいらっしゃいます。自分を追い込み過ぎて受け止められず、他者や環境のせいにしてしまうのです。自分自身を追い込み過ぎないという点では、正解とは言い難いが、この様な方には効果的かもしれませんが、巻き込まれた他者からすると、とても迷惑な話です。自分が上手くいかなかったからといって、他者に攻撃すると、その反感はとてつもなく大きいものになります。自分の事さえ受け止められなかった方が、他者の攻撃を受け止められるとは、到底できない事です。自身を追い込み過ぎると、間違った判断をし兼ねないので、気を付けなければいけません。




◇三日坊主にならないための方法はこれ!時には開き直りも必要!?

では最後に、三日坊主にならないためにはどうすればいいかを紹介したいと思います。私は、人生でいくつかの事に取り組み達成させました。他は続かなかった事もあります。その全てを振り返って、三日坊主ってどう考えるか!?という事に行きつきました。開き直りとも取れるものもあるかもしれませんが、他者様に迷惑がかからず、自分自身の為であれば問題ないはず。ご紹介する中で、当てはまる方法があれば是非試してみてください。



以前に書いた記事:自分の意思は自分で決められる!決められない人は是非読んでみて


・出来ない事はしないと決める

まずは、『どうせ出来ないだろう。』と考えるのではなく、続かないと予測できたものには、『しない!』と決める事です。した方が良いなとか、出来たらいいな。と考えること自体は別に悪い事ではありませんが、そこから『どうせ』とか『どうしょう』と、考え続けるから良くないのです。タバコ・お酒・転職・資格取得・ダイエット、様々あるかもしれませんが、今は出来ないと想像できるのであれば、『しない』と決めて時を待つ方がいいでしょう。必要な時が来れば出来る事も沢山あります。今は、『こうだったら良いな』のレベルだから出来ないだけで、必須になってくれば、達成するまで取り組めるのではないでしょうか。


・続かなかった事は必要な事ではなかったと納得する

次に、三日坊主や少しの日数で続かなかったら、私には必要では無かったのだろう。と、納得して次へ進むことをお勧めします。先ほども書いたように、必要な事であれば、続く事の方が多いはずです。気持ちのどこかに、出来なくても仕方がないと思いつつ取り組めば、達成できない事もあるでしょう。つまり、結局出来なくても何とかなるという事です。こちらもまた、どうしても必要な状況になれば出来るはずですので、続かなかった事は、『今では無い』ということかもしれません。ですから、続かなかったと捉えるより、今では無いのだろうと捉えて、次の目標や、やりたい事にチャレンジしましょう。


・続かなかった時いつかやろうと未練を持たない

こちらについては、何度もトライしてはいけないと言っているわけではありません。続かずに止めた瞬間に、またいつかやろうと思いながら止めるのを、止めた方が良いという事です。その瞬間は、出来なかった事にネガティブな印象の瞬間です。そんな時に、いつかやろうなんて考えたら、脳の中はネガティブな行動を、またいつかする。というインプットになってしまいます。そんな記憶の行動を、今後すると思いますか?しようと考えた瞬間に嫌な気持ちになってしまいます。またいつかトライしたいとお考えなら、止めた瞬間は『今では無い』とだけ考えて、とにかく止める事だけでいいのです。『他の事から挑戦しよう』でも良いと思います。止める事にネガティブな考えを持つのではなく、『新しい事に挑戦できる機会が生まれた。』と、考えれば再度挑戦しようと思った時も、またこれに挑戦できた!と喜びに変わるはずです。


・初めから結果を見過ぎない

始めるからには成功したい、達成したいと思うのは当然な事です。しかし、初日から思うようにいかないとか、2~3日でなんか良くなっている気がしないなど、直ぐに結果や成果に結びつけて考えてはいけません。どんなことに挑戦しているかで結果や成果までの期間は違うとは思いますが、何であっても直ぐに結果が出るものばかりでは無いはずです。とにかく、おおよそ結果や成果が見えてくるまで、挑戦すること自体を楽しむべきです。資格取得などは、勉強していて受かるか心配する気持ちや、ドキドキする事だってあるでしょう。それさえも楽しむのです。やれるだけやった事には誇りを持つべきですし、結果が思う様な結果にならなかったとしても、最後ではありません。とにかく、始めて直ぐに結果や成果と直結して考えては、道のりがあまりにも遠く、気疲れが先に来てしまいますので、結果を見過ぎないようにしましょう。


・大体の目標期間を決めてから始める

では、見過ぎないためにはどうすればいいかというと、達成までの期間を決めてから始めてみてはいかがでしょうか?または、途中の段階での進み具合に対しての目標でも構いません。そうする事によって、脳の中で早い段階から出来ていない事へ不安になるのを防げます。例えば、ダイエットで目標6㎏と設定したとしましょう。これを3か月で達成したい。さらに、1か月で2~3㎏減るように頑張ろう。とすれば、目標6㎏で、始めて直ぐに体重に動きが無かったとしても、1か月終わらせなければ分からないという事です。このように、小さな目標や大きな目標など、実践しやすい目標を立てて行えば、無理をすることなく進められます。また、目標達成後の細かい希望を考えておくのも効果的です。可愛い洋服を買いたい。というだけで無く、その服を着て、誰とどこに行きたいのか?ここまで考えると、脳の働きによって、達成しやすくなります。


・小さな成功体験を増やす

このように、まずは小さな目標を設定して取り組み、成功したという事例を増やすことが大切です。どんな小さなことでも構いません。自分にも出来るんだ!という事が分かれば、少し大きな目標に挑戦する時も、出来ないかもでは無く、出来るはず!と気持ちが変わっていきます。小さな事だからできたのだ。という風に捉えず、とにかく自分が掲げた目標を、自分は達成する事が出来る。という事実さえあれば良いのです。自分の事を大切にするという意味でも、もっと自分の事を信じて、好きになる事も大事なことなのです。そのためにも、小さな成功体験をコツコツと積み上げて、大事な目標をしっかりと達成できるようにしましょう。



最後に

私も、小さな頃から長続きせず、習い事は親が監視しているから続いたようなものです。その場所に行ってしまえば、適当にしていました。しかし、大人になって何も自分で達成していないなと感じて、途中で止めることなくやり切ろうと決めた事には、しっかりと取り組んでいます。三日坊主になってしまうのには原因があります。本当はそこまで必要性が無いとか、そこまで求めていなかったなど様々な要因があると思います。必要性があれば仕方がなくであっても続くものではないでしょうか。そのため、日常生活で少々三日坊主になってしまったとしても、自分を責める必要は無いのです。自分に自信が無くなるほど悩まず、無理のない計画で進めていけると良いですよね。また、小さな事でも達成して成功体験を増やし、自分に自信を付けていきましょう。

2023年7月18日
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