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知り合いだけでなく、街を歩いたり公共機関に乗ったりしていると、他人の行動が気になってイライラする事やハラハラする事はありませんか?どうしても目が行ってしまい、気になってしょうがない事もあるかもしれません。ここでは、そんな思考を変えて気が楽になる方法を書いてみたいと思います。




◇首を突っ込まず他人事と思って気を楽にする方法とは

どなたでも、自分を基準に物事を見てしまうのは仕方ないとは思いますが、度を越してしまうと関係のない事らの方が疲れてしまいます。ある程度、他人事と思えればましかもしれません。相手が困っている場合は手を差し伸べて、イライラするような場面であれば変に気持ちを入れない方がいいでしょう。ではまず、公共の場や会社などの多数が所属している場で、周りを気にしない人たちの特徴と、どう見るべきかを書いてみたいと思います。



□その後困るようなことになっても本人が選んだ事

私も何度か経験があるのですが、このままでは後で二度手間になり大変だろうなと思い伝えた事が、相手にとってはとてもイヤだったらしく、逆に悪口を言われてしまいました。要するにお節介だったようです。このように、公共の乗り物などでもその人の為、または周りの為と思って言った事が思わぬトラブルになる事もあるようです。結局、その後困ったとしても、それは本人が選んでしていることなので、こちら側が何か気にする必要は無いようです。どのような状況であっても、それは本人が選択して決定した事であって、私の問題では無いという事です。もちろん、困ってしまい相談に来られた場合は全力でお話を聞きますが、本人が望まないであれば余計な事なのでしょう。


□自分の行動が人に嫌な思いをさせていると知らない振りをしている

基本的に自分本位の人に、困っている事を伝えると、嘘か眞か『えっ?そうなの?気づかなかった。』という答えが返ってきます。なぜ、嘘か?と疑うのかと言うと、その後全く直す気配が無いからです。これまでも言われてきているのか、返しが上手いとしか言いようがありません。例えば、再度お伝えしても、『直そうと努力してるんだけど、つい…。ダメだな~私って。』などの返しになります。本人は、直す気が無いので治らない訳ですが、それを言うと角が立つので、このようにごまかしているのでしょう。直す努力をしている人の行動は見ていれば分かりますので、このような方へはアドバイスなど無用です。


□見知らぬ人にまで気を配る必要が無いと考えている

そして、このような方が全ての人に同じかと言うと、案外そうではありません。自分の決めた人にはきちんとできます。ちなみに、どのような人に出来るかと言うと、自分にメリットがある人です。自分にメリットが無い、下と判断している人たちや、公共の場での他人と思っている人たちに対しては、気を配る事はしません。私も外出先で、あれこれ気を配るような事はしませんが、歩きの流れや店内でのマナー、定員さんや運転手さんに対して等は、考えているように思います。メリットと思われようが、思われなかろうが、このような人の言動には首を突っ込まず、関わらない方が身のためです。その人の為と思っているのは、こちら側だけで、相手にとっては大きなお世話だからです。


□被害者意識が強いので関わらない方がいい

このタイプの方々の特徴として多いのが、邪魔をされたという意識です。どのような場面であっても同じで、自分のやりたい事を邪魔されたという被害者意識になるので、首を突っ込むだけ無駄です。嫌な顔をされるくらいならマシですが、先ほど書いた私のように悪口を言われたり、仕返しされたりする恐れがあります。とにかく自分だけのルールがあり、社会的なルールは自分には合わないという考えなので、合わせる気も無ければ、守る気もありません。驚くような行動であっても、他人事として気持ちを処理した方が自分のためにもなります。たとえその後大変な事になったとしても、本人は裏切られたと言い風潮するだけで、反省や謝罪はありませんから、心配しても伝わらない事の方が多いでしょう。私も、このようなタイプの方に会ったら、こう考えます。私を必要としているわけでは無いから、この方に起こったことはこの方の問題だ。という感じです。前に、このタイプの方にお話しをされた事がありますが、私に依頼してきた内容は、周りの方々が病んでいるから助けてあげて欲しいというものでした。当然話を聞けば逆なのです。



ほかの人のブロブ:何でも首を突っ込む人の特徴


◇ルールや規則を守らない人を見て気になってしまう人の特徴は

さて、人に起こっている問題なのに、なぜこうも気になったり振り回されたりしてしまうのでしょうか。それにはある特徴があり、気にならない人がいるのと同じで、逆の他人事に出来ない人もいるわけです。では次に、どうしても他人事と済ませられない人の特徴を書いてみたいと思います。当てはまるようでしたら、少しずつでも人に起こっている事は他人事と思うように距離を持てば、日々のイライラも少なくなるのではないでしょうか。他人事にしてしまうと、なぜか見放しているように感じるかもしれませんが、先ほども書いたように必要とされている時は別です。今回他人事にして欲しいのは、相手が望んでいない事に対して、気持ちを持って行かれ過ぎないようにして欲しいのです。



以前に書いた記事:自分の事と他人の事を切り離す考え方。それは貴方に起こった事でしょうか?


□責任感が人より強い

小さい時から責任感が強く、細かい所まで目が行き届く方は気になりやすいタイプです。リーダーをするようなタイプでは無くても、学校のルールや会社のルールをしっかりと守っている人は、それを遺脱する人を見て反則のように感じます。またそれで、何のお咎めも無く普通に過ごせていたら、守っている人たちが不公平に思えてくるのです。そこを平等または公平にしようとして、首を突っ込んでしまうわけです。言いたくても言えない人からすると救世主のように見える場合でも、後から大変な目に遭うのは自分だけという事になり兼ねませんので、首を突っ込まず、自分がしている事では無く、人がしている事だと思う方がいいでしょう。しかし、責任感の強い方で、どうしても何とかしたいという場合でしたら、独りでするのではなく、上司やリーダーに相談して対策を練った方がいいと思います。


□周りの迷惑になるような言動をしないように心がけている

普段から人の迷惑にならないように、注意している方がいらっしゃいます。どのような場面であっても、細心の注意を払い先々を見込んで行動するのもこちらのタイプです。このようなタイプの方は、思い付きで行動する方に違和感を覚えます。特にグループで行動する場合や、電車やバス内などの限られた空間の中での事が気になるのです。協調性などを重視しているので、独りだけ自己中心的な行動をされることに、イライラしてしまいます。テレビでもよく報道されてしましたが、駅のホームや電車内での化粧直しは今もいらっしゃいますよね。本人たちはそれを知っているか知らないか分かりませんが、『何がいけないの?誰にも迷惑かけていないじゃない!』という意識なのですから、社内で化粧直しをするのはマナー違反だといくら言っても仕方が無いのです。普段から自分は気を付けていたとしても、気を付ける必要が無いと感じている人もいる訳ですから、気を付けようと心がけているのは自分であって、他人に言う事では無いと切り替えましょう。


□幼少期から行儀よく躾けられた

私も良く言われた、行儀よくしなさい。という言葉。要するに、大人しくしていなさい。挨拶をきちんとしなさい。などです。子供なので、ある程度やんちゃをするものですが、私は体罰があったので、本当に大人しくしていました。どこかの家に行けば、大人しく座ってお茶を頂いていました。(笑)大人の人たちは、偉いね~と褒めてくれていましたが、嬉しくはありませんでした。さて、このように育てられると、レストランなどに行き、ウロチョロと動き回る子供を見て、行儀が悪いとか、親がきちんと躾ていないと考えてしまうのです。今は、私自体の考えを変えましたので、そうは思いませんが昔はそのように見ていました。ですから、幼少期に厳しく育てられた方は、天真爛漫に行動する人や、自己中心的に行動する人の事を理解できないと思います。単純に、育てられ方が違うのですから、当然と言えば当然なのです。私の親とは違う人に育てられていると、しっかり認識しておけば、違う行動に出られても余りカチンとくることはありません。


□平気な顔や図々しい態度がイラつく

仕事をしている時によくあった話です。散々人に迷惑をかけておいて、平気な顔をして働いている人に、周りのスタッフは皆イライラしている状態。周りもこれ見よがしに態度で表したり、口数を減らしたりしているのに、当の本人は平然としています。また、全員で取り組み、何とかカバーし終わった矢先から、図々しくも重ねてお願い事をしてくる始末。こんな人が近くに居たら大変ですよね。チームワークが必要な職場において、いくら嫌な人だからといって無視出来ずにカバーするけど、本人は当たり前のようにしているのは耐えられません。また、公共の場でも、譲ったら会釈もせず当たり前のように先に行ったり、ぶつかるような狭い所で声も掛けずにズカズカと通ったりするのも同じです。これらは、譲りたくなかったら譲らなかったらいいし、譲ったならお礼待ちしないで。となるようで、お礼や会釈を期待するこちら側が、図々しいという事になるそうです。仕事でも、チームなのだから手伝うのは当たり前で、いちいち恐縮するような態度をしなければいけないのは面倒くさいと思うようです。これに対して私は、手伝うのも譲るのも、自分で決めた時にしているのだから、自分の為と思って何も思わないようにしています。その代わり、必要以上の事はしないように心がけています。


□自分さえ良ければ精神が理解できない

理解できる人の方が少ないとは思いますが、中には『いいんじゃない?自分が良いんだったら。』と仰る方がいらっしゃいます。人は人、自分は自分という事なのでしょう。そもそも人の思っていることなど、誰にも分からないですし、自分の考えている事も人には分かりません。それうえ、理解しようと考えること自体が到底無理な話なのです。誰でも自分の事は大切にするものですし、それ自体は悪い事ではないはずです。少々度が過ぎるから、目につきやすいのでしょうが、その『度』も人によりますよね。理解しよう・理解できないという観点で見るのではなく、その人の思考と自分の思考は違うものだから、理解できるものではないという事です。実際に私の出会った、自分さえ良ければ良い発言の方は、本当に自分の利益の事しか考えていないので、理解できるものではありませんでした。その方も、その方の周りに居る人も、互いに都合が良い相手としての付き合いになっているので、そもそも首の突っ込みようがありません。私が考えたのは、その方が、いい様に使われていたとしても、私に起こっている事では無く他人事だと思い、離れる事にしました。




まとめ

いかがでしたでしょうか。今回書いたような方は少ないタイプの方々です。大抵は、指摘されたら努力されますし、直したいと相談に来られて、一緒に取り組んでくださいます。職場などの相談で、このように人の言動でイライラするという話が多かったので、今回はこのテーマにしてみました。懸命に取り組んで上手くいかないのは、誰が見ていても分かるので、イライラすることなく皆が手助けをしてくれるでしょう。また、公共の場でモタモタする事があっても、年齢や物の紛失、慣れない場所などでは仕方が無い事です。しかし、ずる賢く、悪びれることなく堂々とした態度であれば、イライラしてしまう事もあるかもしれません。そのような方へは他人事と割り切って、首を突っ込まず目を背けた方がいいでしょう。『私に起こっている事では無い』と思って、興味を持たないようにしましょう。

2023年6月19日
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