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人当たりが良く、沢山の人に声を掛けていかれる方を、たまに見かけます。それ自体は、特に問題は無いのですが、中には声を掛けて約束をしているのにも関わらず、その後何も動かず放ったらかしにして、他の人に丸投げしてしまう方もいるようです。話をされた方は期待しているのに、このように無責任な方は困ったものです。




◆無責任な人は声だけかけて約束した後人任せにします!捕まらないためには?

まず無責任な人は初対面で人当たりが良く、話しやすい印象を持たれる事が多くあります。そのため、つい約束をしてしまい、良い人に出会えたと思いがちですが、その後連絡がなかなか来なかったり、話がなかなか進まなかったりして、どうなっているのだろうと心配していると、最後には担当者として違う人がやってくるなんて事もあります。これは、セールスには向いているのかもしれませんが、このような人に出会ってしまうと、こちら側だけがヤキモキして仕事をする羽目になってしまいます。ではまず、無責任な人に捕まらないためには、どんな事に気を付ければいいのでしょうか?




・たとえ小さな事でも約束はしない

まず、基本的に初対面や、出会って間もない方とは約束はしない方がいいでしょう。時には、社交辞令的な事はあるかもしれませんが、仕事に関わるような事や、人が絡むような事を約束してしまうと、いつまで経っても進まない事にストレスを感じてしまうので、初めから約束しないと決めた方がよさそうです。なぜなら、その場の会話を楽しむために、あれこれと良い事を連ねるのが特徴な無責任な人は、相手が本気で期待していると思っていません。また、分かっていたとしても、そのうち諦めるだろう。くらいにしか考えていませんので、責めたところで解決しないのです。ですから、相手がどんな人かある程度分かるまでは、大事な約束はしない事をお勧めします。


・相手が言った約束に期待をしない

次に、無責任な人と分からず、つい約束をしてしまった方。又は、後から気付いたという方もいらっしゃるでしょう。そんな方は、その約束に期待しないようにしましょう。とはいえ、私も以前はいつまでも期待して、相手に話をしたのですが、報われませんでした。それは、始めから期待した方が悪かったかのようです。しかし、誰でもいい人だと思えば期待してしまいますよね。そこで考えたのが、たとえ相手が言いだした約束であっても、期待しないというものです。もちろん、信頼関係が出来上がっている人は別なのですが、ここで申し上げたいのは、信頼関係が出来ていない人に対して、相手が言った約束の事です。


・初対面で自分の話ばかりする人は信用しない

さらに、初対面で自分の生い立ちから、今の仕事をするまで全て話をしてくる方がいらっしゃいます。これに始めは、オープンな人で、気さくな方なのかなと思っていましたが、その話は止むことなく続きます。また、一通り話し終えたら、次に自分が思う仕事への思いを語りだします。ここまででも、聞いているこちらからすると、かなりのストレスになっているのですが、最後は、現状の不満と夢を聞かされるのです。繰り返しになりますが、初めはそれでも聞けていたのですが、それも今回話をしている無責任な人だと分かるまでです。ですから、無責任な人だと分かってから観察していると、初対面の相手に対しては、このように自分の話を一通りするというパターンを見つけました。これは、女性の話だけではありません。男性でもいますので、注意が必要です。


・付き合いが浅いうちから『任せたい』と匂わす人は危険

他にも、出会って一時間も経っていないのに、あなたに任せたい。というようなニュアンスで言われると警戒してください。また、いきなりリーダーやマネージャーなどの役職を持ってくる人などです。確かに、中には一瞬で気が合うと感じる人も居ますが、よほど感の良い人でない限り、直感頼りの人付き合いは難しいと思います。さて、いきなり良い言葉で言い寄ってくる人は、なぜ危険なのかというと、二つ考えられます。
1、職場に頼れる人が居ない
  ※これは、この本人が頼れる人が居ないと思っているだけで、実はこの本人に問題があり、職場の雰囲気が良くない事も多くあります。
2、役職をかざせば人が寄ってくると思っている 
  ※当の本人が役職好きな場合によくある事です。役職の名前を出せば、人はなびくと浅はかな考えを持っています。
まだ、他にもあるかもしれませんが、私が出会った方々は、こちらの2パターンが多いようです。これは、自分の味方になるような人を、職場では見つけられないから、外から連れて来ようとする動きと、人は役職やお金で動くと見くびっている考えです。


・会ったばかりなのに褒めちぎる人は危ない

最後に、挨拶もそこそこに、洋服やバッグなどから褒めてくる人は、非常に危ないと思っても良いでしょう。相手を褒めるのは悪い事ではありません。しかし、出会ってすぐに、その人の持っている物から褒めだすのは、とても違和感があります。なぜなら、褒める=目についたものから良く言う。という思考から、そうなるのかもしれませんが、相手の持っている物などで判断している可能性もありますし、会話の糸口を自ら見つけられないから、持っている物から褒めている可能性もあります。ここで、本当に素敵なものを持っていると思った場合、例えば、バッグを褒めようと考えた時に、『その色の洋服に良く似合っていますね。コーディネイトはお好きですか?』など、その後に会話が広げられるような声かけなら理解できますが、どこのバッグですか?など、ブランド名を聞き出す様な褒め方は、褒めているとは言えません。




◇無責任な人は直りません!正すより逃げるが勝ち

憎まれっ子世に憚ると言うように、「嫌われ者ほど悠々と生きている」という事もあります。そもそも無責任な方は、責任を取るつもりがないのですから、正しく論しても意味がありません。それより、関わらないように逃げる方が得策といえます。私もこれまで、無責任と周りから評価を受けている人と何度か話をしましたが、反省どころか被害者だと訴える人も居るくらいです。正確に言うと、無責任と周りに言われている人皆さんが、絶対に直らないわけではありません。上司に無責任だと言われたが、どこをどう直せばいいのでしょうか。というような質問が出来る人は、直る可能性があります。しかし、ここで書いていく方々は、自分が無責任だと理解していない方々の話です。



他の方の記事:無責任な人の特徴と心理|なぜ無責任な上司・社員・同僚・企業が生まれるのか?



・自分本位で動いているので人の事は考えていない

まず、基本的に自分本位の言動が多いため、人の事などは考えておりません。例えば、無責任な人が何かの会合で新しい出会いがあったとしましょう。その時の相手に、『今度食事をしながら、〇〇会社の方を紹介するので、一緒に何か事業をしましょう。』と言ったとします。これに対して、言われた方は、嬉しくていい出会いがあったと思いますが、言った方の無責任な人は、翌日覚えていません。そして、言われた方は、お礼と共にメールを送りますが、返事が返ってきたのは2日後。それから連絡が途絶えるので、いつにしましょうか?というメールを送ります。では、ここで無責任な人はどう思うかというと、『忙しい時に、この人何度もメールを送ってきて、面倒くさい人だな』となるのです。本来であれば。いつも返事が遅くなって申し訳ない。とか、早めにセッティングしてご紹介してあげよう。となるのですが、自分から約束した事は忘れて、催促されたことに文句を言うのです。


・その場しのぎの会話をするので約束を覚えていない

それでは、なぜ自分が約束した事なのに、忘れてしまうのかというと、単純にその場しのぎの会話をするからです。また、自分を優位に見せるために、話を大きく盛ってしまうのも特徴的で、実際はそれほど人脈が無いという事もあります。そのため、後から催促されると困っているという訳です。さらに、覚えていたとしても翌日になると、その気力や気分では無くなるので、無かったことにしたいという傾向もあります。この様な方は、自分の仕事量を把握していない人に多く見られ、約束した事を実際に行えるほど時間の余裕が無いのに、調子に乗って約束してしまうという事もあるようです。


・本来面倒くさがりなので自分でするのは得をする事だけ

また、人前で自分の事を良く見せようとして、本来の自分を隠す人がいます。それは、誰にでも人に見せていない部分があるのは分かりますが、このタイプは、プライベートと仕事という訳では無く、普段の仕事ぶり自体を隠すのです。どういう事かと言うと、本当は仕事への遅刻は日常茶飯事で、自分がしなければならない仕事は人に丸投げして、自分がやりたい事だけ選んでしているような状態でも、『みんなで協力して頑張っています』と言ってしまうのです。ここで、本人の事を良く知っている人が傍にいれば、その場で発覚するか、もしくは、そのような根も葉も無い事は口から出てこないでしょうが、幸いにも、自分の事を知っている人が居ない場所では、言いたい放題です。このように、仕事全般、自分の好きな事にしか取り組まず、やりたくない事は全て他の人に回します。


・初対面でいい顔をしていい人と思われたい

他には、とにかく自分をより良く見せたい方が多く、それが初対面では顕著に表れます。まず、声のトーンが上がり、大きな声で楽しそうに笑います。次に、目ざとくターゲットを決めたら、近くや隣に寄って行きます。それから、お得意の自分プレゼンテーションが始まっていくのです。また、初対面でなくても、久しぶりの同窓会やサークルなどでも見られることもあります。とにかく初めは、自分を良い人と印象付けたいため、少々のイジリも笑顔で対応します。ただし、本当によく覚えていて頂きたいのは、これは始めだけです。もしくは外部の方だけです。本当の顔は、仮面の下に隠してあり、無責任な人は、自分で気付いて変わろうと思わない限り、直る事はありません。




◇無責任だと思われないために気を付けるべき点は?

最後に、これまでのような話は、人の事だと分かりやすいと思います。また、途中でお話しましたが、自分で気付いたり、人から指摘されたりして、気を付けたいと相談を受ける事もあります。そのような時は、全力で取り組みますが、残念な事に自分で気付ける人は少ないですね。確かに、自分で自分の事を、無責任な人なのでは?などと振り返る事は少ないでしょう。では、普段からどのような事に気を付けていけば、人から無責任だと思われないのでしょうか。いくつかご紹介してみたいと思います。


以前に書いた記事:約束を守らない人の特徴と、そんな人とは縁を切る方がいい理由とは?


・初対面での会話はお互いの事を知ることが出来る内容で話す

まず、自分の事を知ってもらいたいからと、一方的に自分の話ばかりするのはタブーです。これは、社会人になれば先輩などから指摘されて、自分の話ばかりするような事は抑えられることが多いのですが、中にはその指摘が耳に入らず、直らないまま来てしまっている人もいます。それは、自分の話をするのが好きな女性に多いかもしれません。とにかく、どの会話においても、会話というのは相手がいますので、自分ばかりが話すというのは間違っています。そこで、会話というのは、お互いを程よく理解し合えるような内容にする必要があります。


・守れる約束しかしない事を心がける

二つ目は、確かに初対面で会話が盛り上がり、楽しくなって次の約束や、これからの約束をしたくなる気持ちは分かります。しかし、結果その約束を果たせなければ、信頼を失うだけとなってしまいます。よって、どんなに楽しく盛り上がっているような時であっても、人と約束する際には、本当に果たせるものなのかを、よく考えて約束する必要があります。それが、万が一果たせない場合は、しっかりと事情をお話して、謝罪するのは大人としてのマナーではないでしょうか。


・初対面だけの顔では無く又会いたいと思われる人になる

また、どのような場所であっても、初対面の方と会話が盛り上がるのは楽しいものです。そこで、初対面の時だけいい顔をして、その後は知らん顔をするのではなく、また会いたいと思われるような人になりたいものです。では、どのような人が又会いたいと思われるような人なのでしょうか?それは仕事をする上であれば技術や知識が高い人が、そう思われることもあるでしょうが、通常の場合だと違いますね。それは、きっとお互い無理のない会話が進んで行き、相手の事を尊重しているような言動があれば、今後も関係を続けたいと思うでしょう。


・憶測で話を作り上げて決めつけない

これは、常に起こる事ではありませんが、初対面の人に状況を説明しなければならない時があります。それは、弁護士や税理士・警察官などですが、この時に一方的に話を作り上げて伝える人がいます。要するに、科学的な根拠や説明が出来ないのにも関わらず、憶測でストーリーを作ってしまう方です。他にも、コンサルタントや私たちカウンセラーに対しても、自分の都合のいい様に解釈したものを伝えるのです。これでは、解決しようと思っても解決に至るまで、非常に長い時間を要してしまいます。これは、単にこじらせているだけで、解決への歩み寄りではありません。先に述べたように、自分本位の解釈や考えでは、上手くいかないという事です。この様な場合は、なぜそうなったのか分からない時は、『分からない。』と答えるのが正解で、反対に、『きっと相手は、私の事が嫌いなんだ』というのは、間違いとなります。


・損得で人付き合いや取り組む仕事を選ばない

最後に、例えば苦手な仕事に取り組むときには、なかなか着手出来なかったり、時間がかかったりして億劫に感じますよね。それは、非常によく理解できます。確かに、得意な方がいれば、その方に代わって貰うのは最善策とも言えます。しかし、その相手は本当にお手隙なのでしょうか?自分本位で、面倒だからと言って、得意な人に任せればいいというのは、傲慢な考えとも言えます。そもそも、人には人の都合もありますし、スケジュールもあるのですが、そこまで考えたでしょうか?何より、その得意な人は代わっても良いと感じていますか?そのような所まで考えずに人任せにしていては、無責任な人と思われても仕方がありません。また、この人と付き合うのはこれがあるから。などと、自分にとって都合が良い人だけ付き合っていると良くありません。なぜかというと、あなたは相手にとってどれくらい都合がいい人なのでしょう?となるからです。自分がしていた事は、必ず相手からも同じことをされてしまいます。ですから、相手から見て自分が役に立てなくなった時、どうなるか分かりません。それなので、損得で人と付き合っても自分の為になりませんので、止めましょう。

2023年4月18日
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