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早い方では40代から始まると言われる更年期障害。その症状は人によって様々なようですが、皆さんはどの様に付き合っていらっしゃいますか?私は、48歳頃から気になるようになってきました。ここでは、私なりの更年期障害との付き合い方を書いてみたいと思います。また、更年期障害に悩まれている方のエピソードも合わせて書きます。




◇私の更年期障害との付き合い方はこれ!更年期障害と上手く付き合えていますか?

酷い方は薬が無いと過ごせないほどの方もいらっしゃるようですが、私はまだそこまでではありません。しかし、これまで味わった事のない状況に、感情とすり合わせるのに苦労しているのは確かです。女性だけでは無く、男性でも起こる事ではありますし、必ず来るであろうと理解はしていましたが、いざやってくると、なかなかスムーズニはいきません。ではまず、自分に起こった変化や状況を書いてみたいと思います。




・感情が高ぶらず楽しいと感じる事が少なくなった

楽しいという感情だけでなく、面白いなども少なくなったように感じます。しかし、少ないとは言え笑わないわけではありあません。元々、楽しい事は好きな方なので、話をしていれば笑う事もあります。昔に比べれば少なくなったと実感するという感じでしょうか。例えば、テレビの一覧を見て、これが見たいなと思う番組も無くなり(番組自体が好みでは無いものが増えたのかもしれませんが)、もっぱら配信を使い、海外の映画やドラマを見る事が多くなりました。反対に、悔しいとかムカつくという感情も、少なくなったような気がします。イライラする事が少なくなることは良い事なのでしょうが、気付けなくなっているのでは?と思う事もあります。


・夜中に目が冴えて眠れない

パチッと目が冴えて、全く寝られる気がしないという日があります。また反対に眠たくて、眠たくて仕方がない日もあるのですが、多いのは目が冴える事です。時間がかかっても良いと思い、目を閉じて静かにするのですが、全く効果がありません。何度かトイレに行きますが、そのうち外が薄っすらと明るくなり、鳥が鳴く声が聞こえだすと、ため息が出てしまいます。そしてそのような日でも、日中に眠たいとは感じないのです。でも確実に万全な状態ではない事は理解できますし、今日は寝られるかなと不安にもなります。


・寝る時に暑くて寝られない

寝る前は少し寒いなと感じていても、布団に入ってしばらくすると、足の裏や頭、手足が熱くなってきて全く寝られません。イメージですが、体の中に熱の塊があるかのようです。夏は、接触冷感のシートを敷き、足には扇風機を当てて、頭にはアイスノンを置きます。さらにエアコンを付けて、やっと寝られるのです。足の裏は若い時から寝る時は熱くなるので、昔は冷えピタシートを貼っていました。しかし驚くのは、冬でも同じという事です。さすがに冷房は付けませんが、アイスノンや寝付くまで扇風機を回します。かえって身体を冷やしてしまい、浮腫みに繋がると理解はしているのですが、とにかく涼しいと感じない事には寝られないのです。


・体が重く何事も億劫に感じる

単純に9キロほど太ったという事実もあるのですが(笑)、その体の重さでは無く、ずしんとした感じです。休みの日に少し出かけようかという感情が全く湧かなくなったのです。若い時からアクティブな方ではありませんが、たまには外に出かけたいという気持ちはありました。しかし、その感情が無くなり、人が多いだろうな・寒いだろうななどと、出たくない理由を考えてしまう事もありました。仕事では、そのような感情は湧かないのに、プライベートの自分の事となると急に億劫になってしまうのです。今は、ぼちぼちという気持ちで、無理に今まで通りにしようとはしないようにしています。


・食欲にバラつきがあり欲が無い

お腹が空きだすと、胃が痛くなるほど空いてくる時もあれば、逆にお腹いっぱいの状態が何時間も続く事もあります。揚げ物などの油っぽいものは気持ちが悪くなるような気になります。そうなると食べるものが決まってきてしまいます。腸の調子も悪く、便秘と下痢を2~3日おきに繰り返す日々でした。また、ガングリオンが手首と頭皮に出来て、1年ほど治りません。ところが、腸の為にと思って毎朝ヨーグルトを食べだしたら、なぜかガングリオンは治ってきました。全く不思議な出来事です。朝はヨーグルトのみで、それもやっとというところです。これまで30代までは朝からラーメンだって食べられたのに、めっきり食欲が無くなりました。何か食べたいものある?と聞かれても、揚げ物以外なら。というくらい、食の欲も無くなったのは寂しい感じです。


・顔から玉のような汗が出てくる

夏だけでなく、冬でも電車などに乗ると汗が出てきます。そのため、夏になると耳の下あたりから玉のような汗が出てくるようになりました。他には、鼻の周りには粒々の汗が張り付いていて、恥ずかしいですね。胴回りだけ色が変わったタンクトップを見ると、痩せた?と、ぬか喜びをしてしまいそうです。背中も汗がツーっと流れるのを感じますが、まだ見えていないところなので我慢できます。しかし、顔はそういう訳にはいきません。今では、タオルは欠かさず持っており、こまめに押さえるようにしています。人が集まる所だと、見ている人の方が嫌だろうなと気になってしまうからです。ここ3年ほどは、コロナでマスクをしていましたが、あごのあたりのマスクは色が変わるほどビタビタに濡れていて、感触が悪くて気持ち悪いものでした。




◆更年期障害と向き合って上手く付き合っていくにはどうしたらいいのか

私の症状からは、今のところ婦人科などを受診するほどではありません。もちろん受診すれば何らかの処方をして頂けるのでしょうが、今はまだそのつもりがありません。その代わり、こうように過ごそうと思って、実行している事があります。重症な症状が出ていて、辛い思いをされている方には向いていないかもしれませんが、私も少し気になってきたという方は、是非試してみてください。生理痛と同じで、様々な症状を出す更年期障害ですが、受け入れつつ毎日を楽しむためにいかがでしょうか。


他の方の記事:更年期障害の対策・セルフケア方法と付き合い方のコツ




・共感できる人と話をする

同じくらいの年齢の方や、更年期障害を乗り越えた先輩方と話をすると、様々なエピソードを聞く事が出来て、落ち着くことが多いような気がします。そうだよね!と共感できるだけで、自分だけでは無いと思えるし、対処法も様々で面白いものもあります。今より妻の立場が大変な時期を生きられた高齢の女性などは、更年期障害に悩まされ、夫に悩まされと壮絶な日々を送られていたようです。今は元気で、生活を謳歌されていますが、私も乗り越えたらこんな風に楽しめるのかな?と、逆に元気をもらう事もあるくらいです。そんなに簡単な事では無いはずですが、何とも強く見えるのです。それなので、私も出来る限り共感できる人と話をするようにしています。


・自分と合わない人や嫌な人とは関わらない

ストレスは大敵です。合わない人と話をしたり、嫌いな人と会ったりしていると体の拒否反応なのか、症状が悪化します。それなので、自分とは合わないと思う人とは、会わないようになりました。結局、更年期障害に限らず、自分と合わない人と会ったところで、何の得にもなりませんし、楽しくありません。やはり、気の合う人だけで良いと決めて、自分と合わない人や、嫌いな人、何となく会っていたというような人とは会わない方がいいでしょう。


・自分のペースを乱さないようにする

今まで出来ていたからといって、それがいつまでも出来るとは限りません。例えば楽しいからと言って、遅くまで飲んでいると次の日だけでは無く、その翌日まで体の調子が戻りません。ただでさえ身体が辛い中、そのような事をしていてはいけませんので、何につけても自分のペースを貫く方がいいでしょう。他にも、食事をしている時に、早く食べる人に合わせてしまうと、食べ終わった後に胃の調子が悪くなったり、お腹が張り過ぎて辛かったりするので、食事も自分のペースで食べます。自分のペースで何事も出来れば、無理をする事がありませんので、心身共に楽です。


・声が出せる事や発声練習をする

カラオケでもいいですし、誰もいないところでも構いません。普段の声より大きい声を出すと、ストレス発散になります。お笑い番組を見て、大笑いするというのも効果的。これまで出会った方で数名いらっしゃったのですが、ニュースやドキュメンタリーで暗い内容の番組を見ると、自分まで落ち込んでしまうらしいのです。このような方は、なるべくそのような番組を見続けるのは止めましょう。カラオケなど嫌いな方は、お風呂で何か歌うのもお勧めです。また、表情筋を使うような発声練習も良いかもしれません。少し大きめの声でチャレンジしてみてください。


・少し長く歩いたり軽く体を動かしたりしてみる

いつもより少し歩いてみる、室内で動画を見ながら体を動かしてみる。これくらいでも効果があります。私は、30分程度であれば自転車やバスに乗るのを止めて歩くようにしています。もちろん時間的に余裕の無い時はしません。大切なのは、自分にあまりルールを作らない事。ふと、歩いてみようか!と思い立って歩くくらいで構いません。動画を見ながら室内で身体を動かすのも良いですね。動画では肩回りを動かしたり、腰を回したりする運動が多く取り入れられており、血の循環に役立ちますし、酸素を多く体内に取り込めます。こちらもあまりハードなものに挑戦せずとも、自分が楽しそうと思えるような動画を選ぶと良いかもしれません。最近は手軽なジムもありますが、料金や時間を考えると、なかなか行けないですよね。そんな時は10分程度でもおうちの中で身体を動かしてみてはいかがでしょうか?ストレッチでも効果があると思いますよ。

以前に書いた記事:ネガティブな人必見!ネガティブ思考から抜け出したい人は読んでください



最後に

何年続くのかも人それぞれ、症状も人それぞれで大変な更年期障害。避けられないものであれば、少しでも上手に付き合い乗り越えたいものです。今回は、私の事について多く書きましたが、沢山の悩みはあるはずです。同じ悩みの方々と共有して、色々な方法や考えを書いていきたいと思います。また、乗り越えた方々からの話も良いですよね。こうすれば良かった!とか、こんな方法で乗り越えたというお話も伺いたいと思います。

2023年4月17日
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