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楽しく飲んでいる時には大丈夫と思っていたのに、帰る頃には泥酔状態という経験のある方はいらっしゃいませんか?少しのつもりが深酒をしてしまい、翌日周りから大変だった話を聞き、恥ずかしい思いをされた方もいるかも!?なぜお酒を飲んで失敗してしまうのかと、失敗して後悔しないために出来る事を書いてみたいと思います。




◆お酒を飲んで失敗した経験のある方!失敗して落ち込まないため

お酒を飲んで吐いたとか、頭痛が酷くて二日酔いに悩まされたという事だけでなく、ここで書いていきたいのは暴れたり暴言を吐いたりして、周りに迷惑をかけてしまった方。または、自分で情けなくなるほどの失敗をしてしまった方について書きます。ちなみに私も3回ほど、お酒に飲まれてしまい、失敗したことがあります。1度目は知らないビルの非常階段で目が覚めてビックリ!どうやって入ったのかも覚えていません。2回目は財布を無くしてしまいました。中には2度と手に入らない祖母との写真が入っており、翌日かなり探しましたが出てきませんでした。最後は、立ち飲み屋さんでの事。誤解から招いた事でしたが、お酒を飲んでいなければ起こらなかった事です。店主の方にはおわび状を手渡ししました。このように、1度で分かればいいのに2度・3度としてしまい、深く反省した私です。今は程よく飲めるように工夫をしています。それは後半にご紹介するとして、まずは失敗する人に見られがちなタイプを書いてみたいと思います。




■お酒のせいでは無く本来の姿が現れる

『酒が人を変えるのではなく、酒が本来の姿を暴くのだ』という言葉を、私は結構気に入っています。本当にその通りだと感じます。お酒の失敗を無くそうと思うと、普段から気を付けるようになります。お酒を飲んだら人が変わるんだよな~という場合、お酒を飲んだからでは無く、元々その人はその様な人という事になります。泣き上戸は、元々弱くて自信のない人で、笑い上戸は元々が明るい性格なのでしょう。お酒の力を借りてでしか大事な話が出来ない人も居ますよね。大事な話をする勇気が無いので、お酒を飲んで話すのだと思います。お酒を飲んでも全く変わらない人は、普段からのギャップも無く、常に平常心でいらっしゃる方なのでしょう。お酒が原因では無く、本来の姿を見ているのだと考えると、今後の付き合いはお酒を飲む場でも決まってきそうですね。


■普段は大人しく引っ込み思案な人

お酒を飲んで変わる人の中で、横柄な態度になり口が悪くなる人がいます。時には暴力的な方もいますが、大体普段は大人しい方です。周りは、普段大人しく我慢している事が多いのだろうと気遣ってくれていますが、どうなのでしょう?元々暴力的で横柄な態度の方が、猫を被って大人しく見せているだけなのでしょうか。あまり会話をしたことも無い人が、急変してタメ口で話出し、先輩に向かって愚痴を言い出す姿は、驚きますね。普段大人しく、細かい事を担っている分、周りも許してくれる事が多いようですが、気を付けないといずれはお酒のお誘いどころか、仕事がしづらくなってくるかもしれません。


■何もかも自分中心の王様・女王様気質

普段は元気いっぱいで、行動的な方に多いのがこちらのタイプ。周りを引っ張るような、勢いのある方は王様・女王様気質の方が多く、お酒を飲むと、周りを家来のように扱います。自分の言う事が通らないと、機嫌が悪くなることもあります。普段の行動自体本当は、自分がやりたくてしている行動なので、周りにひけらかす必要は全く無いのですが、このタイプは、自分が居なければ仕事が回らないとばかりに話をします。ある程度はこのようなタイプの方が居ると、楽な事もありますが、自分が率先している事を飲んだ席で自慢されると、一緒にいる人は楽しくありません。また、お店の人にも横柄な態度になり、隣や近くに座っている人に声をかけて迷惑な言動をするのも目立ちます。とにかく、誰も自分に対して頭が上がらないはずだと決めつけているので、一緒にいる人が謝っているケースが多いようです。他のお客様や、お店の事を考えず、お客様は神様だと考えている言動は、見ていて恥ずかしくなる事です。


■声が大きく自分の自慢が自分の事では無い

飲めば飲むほど声が大きくなり、店中に響き渡るような声で話し続ける人。名前を呼ばれれば、店内中に名前が知れ渡り恥ずかしい思いをされた事がある人もいるのではないでしょうか。また声の大きい人が好む話が、お金(しかも〇百万や〇千万など大きい金額)の話・出世や役職の話・芸能人や有名人の話です。全て、自分の話では無い事が多いのも特徴です。例えば、私の同級生が〇〇会社の社長なの。などです。『で?それは貴方とどう関係があるのですか?』と問いたくなるような事です。そのような知り合いが居る自分が凄いという事でしょうか。お金を持っている方、役職がある方、有名になった方は、その方々のそれぞれのお力であって、知っているからというだけで自慢にはなりません。本当に有名な方がお世話になった方は、逆に謙虚で思いやりがある方です。大きな声で話すのは、皆に聞いてほしいのでしょうが、実際の話、かなり迷惑です。恥ずかしいのでお止めになった方がいいと思います。


■失敗しても平気な人

お酒を飲むたびに失敗している人もいます。暴言・暴力(テーブルを強くたたくなど)・人に絡むなどなど、お店から再来店をお断りされてしまうほどです。また、一緒に居た人にも暴言を吐き、信頼を失ってしまうという事もあります。しかし、このタイプはそのような失敗をしても、平気な顔をしています。自分が忘れられるからといって、皆が忘れているわけでは無いのに、本人は翌日になったらチャラになっていると思っているかのようです。本当は平気では無いのかもしれませんが、謝罪出来ない人は信用は取り戻せません。また、このような事があっても飲み方を変えず、深酒をしている所を見ると、反省などとは程遠いようです。記憶が無くなるまで飲むのは、身体にも良くありませんし、周りからのレッテルは剥がせません。いくら平気でも自分の事ばかりではなく、お店や周りの方にも気を配った方が良さそうです。


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◇楽しく過ごし、楽しく翌日を迎えるために飲み方を変えよう

楽しい仲間や、好きな人とお酒を飲むのは楽しい事です。その楽しい事を翌日にも届けましょう。これまで失敗してきた方の中には、それぞれ自分なりにお酒との付き合い方を考え直し、抑制できるようになっている方も多くいらっしゃると思いますが、次にお酒との付き合い方を書いてみたいと思います。せっかく楽しく飲んだお酒を、嫌な思い出にしないために、出来る事から始めて、楽しくお酒と付き合いましょう。



お酒の飲み方を考えたい方へ:お世話屋することが私の仕事です。頑張ってきた貴方の不安や心配を取り除きましょう


□自分の飲める量を知る

第一に、自分が飲める量を把握しましょう。ボトルを〇本空けた!などは、大した自慢にはなりません。ボトルの本数より、自信の言動を見直してください。いつもより減らしても、翌日思い返すと案外きちんと酔っているものです。杯数や本数にこだわらず、美味しいと思うお酒を嗜みましょう。また、多く飲んでいた人は、量を減らそうとすると周りから勧められることもあります。ここできちんと止められるかがポイントです。お断りした事を怒って誘いが無くなるようなら、そのような人とはお付き合いしない方がいいでしょう。自分の身体ですから、自分にしか分からない事です。人に合わせて飲むのは止めて、自分の飲める量をしっかり把握しましょう。


□普段からストレスを溜め込まず、飲み会を発散の場にしない

言いたい事を我慢して、飲み会に行くと発散したくなるのはよく分かります。私もそのようにしていた事があります。しかし、本当にこの飲み方は悪酔いをします。いつもと同じものを飲んでいても、気分が悪くなったり、気持ち悪くなったりするのです。普段抱えているストレスは、仕事場で消化して、飲みに行くときには楽しい話題や、皆の事を知る場として活用するようにしました。飲み会は発散では無く、楽しく過ごす場所として、マインドを変えて参加します。少々職場の愚痴大会になってきたら、笑い話に変えて暗くならないようにしましょう。トイレや、オーダーのチャンスを活かして、話題チェンジしながら笑い声が溢れる飲み会にするのをお勧めします。


□人のペースに合わせて飲む

ペースが速いと酔う速度も上がります。ペースが速いねとか、ピッチが速いねと言われたことがある方は、誉め言葉ではありませんので、気を付けてください。自分がお代わりをしようと思ったら、皆はまだ一杯目の半分という事はありませんか?これはペースが速い証拠です。ペースが速い人は、食事もあまり摂らず、お喋りに夢中で飲み物が進みます。そのため、他の人より早いスピードで飲んでしまい、酔いが早く回ってくるのです。お喋り好きに多く見られ、ランチも人より食べるのが速い傾向にあります。お酒を水のように飲むのは止めて、周りのペースを見ながら飲んでみてください。


□お酒のせいにしない

気を付けていたのにも関わらず、飲み過ぎてしまい、迷惑をかけた場合。お酒のせいにしないようにしましょう。だって、暴言も暴力も全て自分がした事じゃないですか?お酒を飲んでいた、飲んでいなかったは関係ないのです。言ったのは自分の口ですから。テレビでも『記憶にございません』や『記憶が定かでは無く』と言っている方がいらっしゃいますが、何の解決にもなりません。そのお酒を口にしたのも自分で、言ったのも自分なのですから。掴みどころのないお酒のせいにして、何かから逃れられると思っているのであれば、それは間違いです。お酒を飲むと変わると分かっていながら、飲んだのですから、自分のせいです。記憶になくても責任は取らなければならないのです。お酒のせいにせず、自分の失敗だと認めてください。


□失敗して迷惑をかけたらきちんと謝罪する

先ほどの内容と似た部分があるのですが、失敗した割にお酒のせいにして、謝罪もしない人がいますが、本当に残念な気持ちにさせられます。卑怯と言いますか、お酒の力を借りて人を傷つけておいて、自分の責任では無いと居直っているわけですから、付き合い自体を考えさせられます。恥ずかしいでしょうし、相手が怒っていると分かれば怖い気持ちも分かります。たとえ許してくれなかったとしても、誠意ある謝罪をするべきです。口先だけの軽い謝罪は、謝罪とは言えずパフォーマンスとしか見られません。もちろん謝罪したからには、お酒の席での言動は気を付けていかなければいけません。相手を怒らせて、気づいていない振りをしながら誤魔化し続けるくらいなら、お酒の飲み方を変えて、信頼を失わないようにしたいものです。


最後に

私の失敗は、相手を怒らせたり傷つけたりするような事ではありませんでしたが、お店で飲んでいると様々な方を見ます。また、これまで沢山の方とお酒を飲んできましたが、周りが嫌な気分になるような飲み方の人がいるのも事実です。あえてその場では指摘したり、注意したりしませんが、良きアドバイスを受けずに来られたのかな?と察します。最近は若い方は飲み会に行かないと聞きますが、私の周りでは特にそのような事は無く、若い方も多くいらっしゃいます。若くても、自制を持って飲んでいる方が多く、一緒に居て楽しく感じます。40代以上の男性・女性関わらず、豪快に飲むだけでなく、場に合ったお酒を楽しむために、お酒との付き合い方を考えてみてください。

2023年4月12日
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