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いじめは子供の世界に限らず、大人になっても起こるものです。毎日通う職場でいじめられたら、憂鬱になり行きたくありませんよね。では、なぜ職場でいじめが起こるのか?と、いじめる人はどのような人柄なのかを挙げていきたいと思いますので、職場にいじめる人がいれば参考にしていただき、対処してみてください。



◇職場でいじめる人の特徴といじめが起こる原因を知る

いい大人になってもいじめを止められない人が居るのは残念な事ですが、一定数いるものです。これだけ世間でいじめの問題が出ているのにも関わらず分からないのです。ではなぜ分からなくて、いじめが発生してしまうのかを書いてみたいと思います。いじめる人には共通の特徴がありますので、それも併せて挙げてみます。



・そもそもいじめが起こる職場の環境が悪い

まず、いじめが行われる環境自体が良くありません。何十人という従業員がいる会社でも、いじめの無いところはあります。そのような会社様は、まずリーダーや上司がいじめはダメと公言しています。そのような職場では、たとえ合わない人がいてもいじめには発展しないのです。という事は、逆にいじめのある所は公言されておらず、酷いところはいじめられる方にも原因があるなどと言い出しかねません。仕事の仕方などに問題がある場合は、指導すればいい話であって、いじめてもいい・いじめられても仕方がないという事にはなりません。リーダーや上司が、いじめというのは、どのような場合であっても許されない、という意思を持っていなければいけないのです。


・いじめではなく指導だと思っていて周りにもそう伝える

いじめている人に話を聞くと、指導のつもりでした。という意見をよく聞きます。しかし同時に、指導としてはやり過ぎているかも!?という事も理解していることが多いです。要するにやり過ぎていじめのようになっていると理解しつつも、言い訳として指導をしていると答える用意をしているわけです。かなり悪質ともいえることですが、これが結構多いです。指導というのは、指導する側だけの視点で行っても上手くはいきません。当然忙しい業務の合間に指導しなければいけない状況で、イライラする事もあるかもしれませんが、指導するからには向上してもらう必要があります。指導を受ける側だけのスキルではなく、指導する方もスキルが必要です。


・仕事が出来ない人ほど人をいじめる

職場でいじめる人は、本人自体が仕事ができない人という実態があります。自分の能力不足を目立たなくさせるために、人を落として自分を良く見せるわけです。まれに自分で仕事をする分には、いい成績を残すのに、周りに辛く当たり人をいじめる方もいらっしゃいますが、これはいい成績を納めつつも、自分に自信が無く焦っている証拠です。仕事が出来ない人ほど人をいじめるのは、本人は気付いていないかもしれませんが、周りにはバレています。出来ない・やりたくない・分からないという不安を、言い返してこないような人を見つけて当たり散らすのですが、その言葉は本当は自分に言っているのと同じなのです。


・指導能力が無い人やキャパが狭い人が人をいじめる

自分自身に仕事をこなす能力と、人を育てる指導力が無ければ、頭の中がパンパンになってしまい、いつもイライラしているような状態でしょう。一気にこなそうと考えるので、そのようになるのですが、このタイプの人は物事を分解して進められないので、行き当たりばったりになりがちです。一つ一つ進めればいいのですが、キャパの狭い人に限って同時進行をしようとします。なぜかというと、同時進行(マルチタスク)をこなせるのが、仕事が出来る人と思っているので、仕事が出来ないと思われたくないのです。普段はそれで良いと思いますが、多方面の仕事が重なった時は、一度落ち着いてタスク整理をする方がいいでしょう。キャパが狭いのは悪い事ではありませんので、自分を必要以上に大きく見せなくてもいいのです。


・自信家でせっかちな人が人をいじめる

自分に自信があって、せっかちな人は人の事を認める事が少ないですね。せっかちな方は、漏れが多く何度もやり直したり、忘れ物や無くしものが多く時間がかかったりと、せっかちな割に無駄な時間を過ごしているように見えます。全てにおいてギリギリなので、周りの時間や感情まで奪っていきます。そんなせっかちな人が、バタバタする中でタイミングの合わない人に対して、「のろい」「グズ」などの暴言と共に、勝手に仕事が出来ないレッテルを貼り付けていくのです。自信過剰でなければ、「急がしてしまってごめんね」と言えるところ、自信家なのでそこまで考えられません。全てを自分のペースで持っていきたい自意識過剰な人は、知らず知らずのうちに人をいじめています。



他の記事:意外と多い会社内での「大人のいじめ」にあなたは気付いていますか?

◇いじめられたらどうする?いじめられた時の対処法とは

では実際に自分がターゲットにされた場合どうしたらいいのでしょうか?毎日会社に行くのも憂鬱になってしまいますよね。周りにも助けてくれる人もおらず、上司も見て見ぬふりや、そもそもいじめているのが上司だと、八方塞がりな状態ですね。では次に、実際いじめられたらどうすべきかを書いていきたいと思います。様々な職場があるので一概には言えないかもしれませんが、出来る事があれば是非行動に移していってください。



・ハッキリ本人へ言ってみる

いじめる人と言うのは、言い返してこないと高をくくっています。言い返してこない人を狙っていじめるのです。ですから、納得いかない理不尽な事を言われた時は、ハッキリと言う。または、断るというもの。本人に対して言うのは勇気がいるはずです。またさらにいじめられたらどうしょうと悩みますよね。でも、私も経験者ですが、理路整然と答えれば「面倒くさい」と暴言は履かれるかもしれませんが、向こうから去っていく事の方が多いです。なぜかと言うと、自分が上になれない人には弱いからです。怒りをぶつけるような言い返しでなくても構いませんので、『なぜ?』『どうして』から始まる言葉を使い、相手が『そんなことも分からないの?』と返して来たら、『分からないから聞いています。なぜ私がしなければいけないのかを教えてください。』としっかりと答える事が大切です。


・出来る事から能力を上げる方法を考えてチャレンジする

慣れない状況や、新しい事をしている時を狙ってマウントを取り、いじめてくる人がいます。私がチャレンジしたことは、その人よりも詳しくなるように勉強や能力を上げました。役職などは関係ありません。また、自分のしている事だけでなく広範囲にかけて仕事の理解力を上げるという事です。人より詳しくなったり、流れが分かり進められるようになったりすれば、おのずとその人は去っていきます。先ほども書いたように、マウントが取れない相手に対してはいじめられないからです。何もかも全てというのは難しいかもしれませんが、出来る事から少しづつでも自分のスキルを上げるように努力をしていれば、見てくれている人は必ずいますし、スキルアップは自分の為にもなるので一石二鳥になることもあります。


・相手はいつも何を言っていじめてくるのかを確認する

言われている時に、『あー、また始まった』と思わず、いつも何を言ってきているのかを聞いてみてください。大体、同じことを繰り返し言ってくるか、いくつかの内容を順に言ってくるかだと思います。要するに、その人はいじめてくる内容が一緒なのです。例えば、3つくらいの事をいつも言ってくるのであれば、その3つをクリアすればいいわけです。もちろんクリアしたら次の言葉があるかもしれません。仕事として出来た方が良い事であればチャレンジすればいいかと思います。しかしながら、全く仕事に関係なくただの誹謗中傷であれば、書き留めておく必要があります。〇月〇日〇時〇分:〇〇と言われた。という感じです。後々必要になるかもしれませんし、何を言われているかが明確になります。


・いじめが横行している職場は直ぐに辞める

希望した会社に入り、このようにいじめに遭うのは、非常に残念な気持ちになりますよね。冒頭にも話しましたが、いじめのない会社もあります。上司や先輩が近くに居るのにもかかわらず、いじめが行われているのであれば、直ぐに辞めた方がいいでしょう。私も以前、一度入ったら3年は続けなさいという親の観念に惑わされて、3年頑張りましたが、頭位めまい症などの病気にかかってしまいました。その時は上司がいじめてくる人だったので誰にも言えませんし、周りもいじめられていました。そんな人は、本部などの人の前では非常にいい顔をするので、いじめられていると言っても信じてもらえません。そこで、退職を選んだのですが、なぜもっと早く辞めなかったのかと後悔しました。また、ある方の相談では、以前がいじめや怒号が当たり前の職場で、新しいところに就職したが、また嫌われるのではないかという不安が1年もの間消えなかったというものです。当たり前のように横行しているようであれば心身の事を大切にするために退職して、他の仕事を探す方がいいでしょう。



以前に書いた記事より:テイカーとは付き合うな!テイカー女性はどんな特徴があるの?

最後に

周りの人を、理由があろうが無かろうがいじめる人は、基本的に非常に弱い人です。弱いために自分の居場所や、自尊心を保つために人をいじめて下に置いているわけです。何かにすがっていて、今の地位が無くなったら他ではどうしょうも無い人など、臆病な人が人をいじめるのですから、ちょっとしたことでガタガタと崩れるのも特徴的です。いじめられていたら怖いし、嫌な気分になりたくないから無視しているという方もいらっしゃると思います。いじめの無い会社になる事が理想的ですが、そうはいかない事も多くありますよね。自分で何とか出来る事でしたら、今回紹介したことを試してみてはいかがでしょうか。また、より酷い仕打ちを受けているようでしたら、ご相談に乗りますので、ご連絡をください。

2023年3月20日
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