占いは女性でも男性でも好きな人は多く、恋愛や仕事の事を聞くことが多いのでは?全く信じないという方もいらっしゃいますが、ここでは信じる事信じない事のそれぞれのメリットを書いてみたいと思います。また、最近のニュースでも取り上げられましたが、信じ過ぎて取り返しのつかない事になってしまうのはなぜなのでしょうか?
目次
◆占いを信じる派?信じない派?信じすぎて取り返しのつかない事になってしまうのはなぜ?
私も全く見ない訳ではありません。人によっては、いい結果は信じて悪い結果は信じないという器用な方もいらっしゃいますが、私はそこまで器用に見られないので、悪い結果の時は、『そうか、今日はいまいちなんだな』と思っています。しかし、ほんの一時間も覚えていた事がありません。どちらの結果にせよ、一日中覚えていた試が無いのが現状です。では、まず占いを信じるメリットからいくつか挙げてみたいと思います。
・少しでも前向きな気持ちになれる
朝の星座占いなど、やはりいい結果の時は玄関を出る時から気分が良くなるものです。何か良い事がありそうな気分にさせてくれるからでしょう。ほんの少しでも、いい気持で家を出られるのであれば、とても良い事だと思います。また、仕事や恋愛で相談に行った際も、いい結果だとなんだか選択した自分を誇らしげに思えるものだと思います。例え良い結果ではなかったとしても、ここで軌道修正できたと安堵の気持ちにもなりそうです。
・安心感がある
前向きな気持ちになれるという事と近いとは思いますが、自分の選択が合っているか、間違えているかという、答え合わせのように利用している人もいるようです。転職を考えている時に、今の職場は合っていないから転職がお勧め。と言われれば、ああ良かったと思うでしょう。この様に、自分が選択した事への答え合わせをして安心感を得たいと思っている方も多いようです。
・勇気をもって決断できる
付き合い続けるか、別れるべきか?と悩んでいる時に、相手の性格を占ってもらい、浪費癖があるなどと言われれば、よし別れようと決断する事ができるという事もあるようです。要するに、決定打が欲しいという事ですね。背中を後押ししてくれる何かが、占いという事でしょう。占いに行きたくなるくらい悩む相手であれば、その時点で分かれた方が良いと自分の感が働いているのですが、自分一人でジャッジするのには勇気が湧かないのかもしれません。しかし、自分にとって辛くなるような相手と別れられるのであれば、占いの力を借りても良いのではないでしょうか。
・単純に楽しい・コミュニケーションツール
単純に結果を楽しめる人がいます、また、周りの人とのコミュニケーションツールとして利用している人も多いですね。こちらは結果にこだわらず、単にその場で一喜一憂を楽しんでいるわけですから、周りと上手く出来ているのであれば、問題ありません。嫌だという人にわざわざ言っているのは良くありませんが、雑誌の末尾にある占い程度で会話を盛り上げているのであれば、楽しく過ごせそうです。
◆占いは信じない方が良い?信じない派のメリットとは?
信じている方が良いのかというと、そうとも言えないようです。逆に信じないという人にもメリットはあります。では、占いを信じない人はどのようなメリットがあるのでしょうか。こちらもいくつか挙げてみたいと思います。
・いちいち左右されることなく過ごせる
一日の始めにテレビでの占いなど、結果が良い悪いにいちいち左右されるのが嫌だという方もいらっしゃいます。このようなタイプの方は、占いだけでなく、基本的に自分のこれからを言われたくないという気持ちが強いようです。良い悪いに左右されると、気が散ったり集中出来なかったりするので、左右されることなく過ごしたいと思い気持ちは悪くないと思います。
・自分の人生だから決めつけられたくない・自分で決めたい
こちらも結果に関係なく、これから起こる事を言われたくないという感情です。どのような結果になろうとも自分で選択して決めたいという方は、占いを信じないし見ない方が多いですね。星座や血液型占いは、他にも何万人もいるからと自分一人に当てはまるわけがないという考えです。それゆえ、これからの事は占いではなく自分で決めたいという自立した考えだと思います。
・何にも縛られることなく過ごせる
占いにプラスで付け加えられる、ラッキーパーソンやラッキーカラーなど、これらを気にしていたら本当に大変だと思います。その色を持っていなかったら?そんな料理どこで食べられるの?家族は傍に住んでないけど?等など、気にしだしたらキリがないという事もあります。そんな事に縛られることなく過ごしたいという方は、占いを信じていないようです。
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◇占いを信じすぎて取り返しのつかない事になってしまうのはなぜ?
ここまでは信じる派と信じない派の、それぞれの違いとメリットを書きましたが、今度は信じ過ぎてしまう方のお話をしてみたいと思います。ニュースにもなっていましたが、信仰し過ぎて多額の出費をしてしまう方もいらっしゃるようです。信仰自体は悪い事では無いと思いますが、自分で支払える金額なのか、先の事を考えられなくなるほどになってしまうのはなぜなのでしょうか?
・占い以外に打ち明けられる人が居ない
誰にも相談できないという方が、このように他者に求めた場合、他に頼る人が居ないためのめり込んでしまうようです。占い自体は悪いわけではないのですが、その行為自体を家族すら知らないので、気づいた時には多額の借金を背負っている事もあるのです。占いだけでなく、身近な人に相談できる環境を作ることが大切なのですが、なかなかそのような人が存在しない場合は、カウンセラーなどを頼るといいでしょう。接見のお金以外はかからず、秘密も守れます。それ以上に金額がかからないのが大事です。もし万が一かかるとすれば、相談内容によりますが、心機一転ご自身が何かをスタートさせたり、変化させたりする場合に、ご自身に使うお金がかかるかもしれません。大切なのはご自身に何かしら残るお金を使ってほしいという事です。
・純粋で素直な人が多いので信じ切ってしまう
元々人の話を信じやすいとか、言われたとおりに動くような素直な人が、信じ込み過ぎて抜け出せなくなる事もあるようです。とても素敵な性格が、間違った方に作用してしまい、周りがどんなに説得しても戻ってきません。また、このような方はずっとそうだったと言うと、そうではなかったという驚きの結果もあります。たまたま、かなり落ち込んでいる時に救世主のように現れたなど、きっかけがあってハマっていくようです。なるべく早い段階で、人の意見の取り入れ方を学べるような環境があると良いかもしれません。
・占いの結果が全て現実のように思える
想像力の豊かな方は、占いの結果がまるで現実の世界でそうなると信じ切ってしまうという現象です。昔から、当たるも八卦当たらぬも八卦といいますが、こちらのタイプの方は、そうはいきません。仮に少々占いの通りになってしまうと、不安で仕方なくなり仕事も手につかない。逆に良い事があると、その先に悪い事が起こると信じてしまうなどです。他人の事も勝手に占い、その結果を鵜呑みにして相手を決めつけてしまい、付き合いをするもしないも占い通りにしてしまう。
・占いの本来の役割を理解していない
本来占いというのは、ある程度のヒントと捉えるべきではないでしょうか。全く合っていないとは言いません。誕生日や生まれた時間など様々なもので判断されるわけですから、やはり合っている事もあるでしょう。しかし、全てを投げうって信じてしまうのは危険です。自分の人生で迷いが出たときに、少しヒントにしようという気持ちで見れば、はまり込み過ぎて自分が辛くなることはありません。何かに頼って信じて進みたい気持ちも分かりますが、ご自身の人生ですから、全てを委ねるのはお勧めしません。
以前に書いた記事:迷いがあり悩み続けている方へ、試してみてほしい迷いの決め方や解決方法とは
最後に
私自身も占い自体は嫌いではありません。しかし最近特に大金を出して占いや信仰にハマり、生活が大変な状態になっている方を見る度に、ご本人とそのご家族の事を思うと、切ない想いになります。どうか、家族や家庭が壊れるほど信じ切るのではなく、自分の楽しみ程度で収まるようにしていただきたいという気持ちと、相談する相手として、私たちのように困っている方のお話を聞くという専門家を頼って頂きたいと切に願うばかりです。