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言い訳というのは成功や上手くいった時は言いません。多くの方は出来なかったときや上手くいかなかった時に『言い訳』が出てきますよね。では言い訳を直ぐに言う人はどんな人で、それを続けているとどんなデメリットがあるのでしょうか。普段言い訳をよく言っている人は要注意かも!?

◆言い訳がましい人はデメリットが多い!?直ぐに止めた方がいいかも

この言い訳の1番厄介な事は『言い訳』の前に『正当な』という言葉が付く場合です。『正当な言い訳』になるので反省や、振り返りをしないのです。結果また同じことを繰り返したり人のせいにしたりして信頼を失うのです。では直ぐに言い訳をしてしまう人はどんな特徴があって、そのような方々は周りからどのように見られてしまうのかを挙げていきたいと思います。


■実はとても頭の回転が速い

質問して直ぐに答える方や聞いてもいないのにスラスラと言い訳を並べる方がいらっしゃいます。実はとても頭の回転が速い方です。ただ自分が悪くない主張をするために頭の回転を使いますが、どうしてそのようになったのか、次どうしたら同じ失敗をしないのかには頭の回転を使いません。それで乗り切れたら満足して終わりです。周りもどうせ直さないだろうと分かっていますし、期待もしません。言い訳を並べてその場を乗り切り、自分は頭がいいと思っている方そろそろ止めないと期待どころか信用も失いかねませんよ。

■屁理屈な答えを返し相手を呆れさせる

言い訳がましい人は屁理屈の天才でもあります。言い訳が苦しくなってくると今度は屁理屈を言い出すのです。どこまでも反省は無く相手が呆れてものが言えなくなるパターンです。屁理屈も低レベルなものが多く、社会人として聞けたものではありません。次々に言葉が出るのは素晴らしいことではありますが、相手の言いたいことや聞きたいことに当てはまっていなければ、会話として成り立ちませんしコミュニケーションが取れません。言い訳も屁理屈も止めて、相手が何を聞きたがっているのか、何を伝えようとしているのか見直してみましょう。

■自分の非を認められないプライド

どんな立場の方であっても基本的に素直に謝罪して次への取り組み方を考えられない人は、プライドが高く自分が悪いわけがないと反省せず非を認められない方が多いようです。自分を守るとか自分を大切にするという事を間違えて捉えているようです。人は間違いもミスも起こします、自分は完璧と思い込み過ぎず謙虚な気持ちも必要です。恥ずかしい思いをしたくないのは分かりますが、自分の非を言い訳する方が恥ずかしい事だと気付いた方がいいでしょう。

■でも、だってを多用する

言い訳の多い人は使う言葉も限られています。言い訳内容も同じなのですが、本人はスラスラと言えていると勘違いしていますが、かなりボキャブラリーが少ない方が多いのも特徴です。また冒頭や接続語に、でも、だってをよく使用します。話している時は気づいていないと思いますが、自分が話している時の内容を思い返してください。多用していませんか?この言葉を多く使っている場合は知らず知らずのうちに言い訳をしてしまっているかもしれません。

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◇言い訳を考える時間に原因と対策を考える

どう言おうかと悩む瞬間があると思います。どの順番に説明すれば同情してもられるか、仕方ないねと言われるにはどうするか等です。その時間は本当に無駄な時間なので止めましょう。せっかくの時間があるのであれは、相手がこの先も信頼し続けてくれるような言動を目指す方が有意義です。では言い訳を考えるその瞬間、何を考えるべきなのかをお伝えいたします。

□まずは自分で原因を考えられる

どうしてそうなったのか、自分が原因を理解していなければ当然説明は出来ません。たとえ遅刻だったとしても原因があるはずです。目覚ましか昨晩の寝る時間か電車の遅れか、はたまた元々朝が弱いのかです。原因が分かればおのずと対策が出てくるわけですが、そもそも原因を理解しようという自分の気持ちが無ければどのような対策を練っても的外れになるわけです。なぜそうなったか全く分からないという場合も中には出てくる可能性があります。例えば接客業でお客様が急にお怒りになり帰られてしまったが、原因がどこにあったのか分からないという場合、そのような時は頼れる先輩に接客に入ってからどのような流れだったのかを伝え、ご教示頂いてはいかがでしょうか。その時に自分に都合のいいように会話を作ってはいけません。そのような事をすれば言い訳しているのと変わらない事になります。

□素直に謝罪して認める

プライドが高く自信のある方はなかなか出来ない事かもしれませんが、まずは自分の非を認める事からスタートしましょう。たとえ相手がそう受け取ると思わなかった事やそうなるとは予想していなかった事であっても、結果的に周りに迷惑が掛かってしまったのであれば同じことなので謝罪する必要があります。迷惑を掛けられた側は謝罪によってリセットされることが多く、無ければ根に持たれてしまうケースもあります。謝罪したからといって信頼が下がることはありませんが、非を認めず謝罪出来ない人は信頼が下がり嫌われてしまう恐れがあります。

□対策は楽しく考えハードルを上げ過ぎない

いくら対策を考えても続かない方法や、良いところを見せようとハードルを上げ過ぎて自分が苦痛になるようでは意味がありません。こちらも自分の見直しが必要となりますが、出来るようになった成果が一つ一つ分かりやすいものや、あまり遠い目標にせず細かくしてもいいかもしれません。またはこうなってほしいという相手からの目標があればそれを参考にしてみてはいかがでしょうか。自分の為にする事ですから、楽しんで成長できる方法をお勧めいたします。

最後に

言い訳をする人は、ひっきりなしに頭の中で自分との対話をしています。しかし常にしているその対話はほとんどが自分を守るための手段で自分を正当化し、非や間違いは他にあるはずと考え、どこにあったかを他者や他に向けて探す対話になっている可能性があります。原因を他者や他のせいにせず、きちんと向き合える人になれるように自分との対話時に気をつけてみてください。
どの様に気を付けてしていけばいいのか、自分のパターンではどうするべきだったのか等のご相談があれば、ぜひ別途ご相談ください。

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2022年5月24日
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