私は昭和生まれで、『もっとできるはず』『諦めが早い』『そんなことぐらいで…』と、認めてもらえたことは、あまりありません。ですので、壁にぶつかったり失敗した際は、『自分が悪かった』と、自分に厳しくしていました。
おかげで、かなり強くなったと思います。でも、『自分を許す』『自分を褒める』という事が、いかに大事か学びました。
目次
自分を大切に出来ていない人ってどんな人?
まず、自分を許していない人は、自分の事を大切にしていません。本人は、全く意識はしていないし分かっていませんが、じわじわと大切にしていない分何か分からないモヤモヤとしたものが、心の奥底にあるはずです。
そんな方は、早く気づいて自分を大切にし、許して前を向いて行ってほしいと思います。
真面目過ぎて変えれない
真面目がゆえにどうしても考えを変えれず、苦しんでいる方いませんか? 仕事上で自分一人でしなければならないと思い込み過ぎて人を頼れず、手伝おうか?と言われても、『大丈夫!』と断ってしまう。こんな人は、良いアイディアが出るかもしれないチャンスを逃すどころか、せっかくのコミュニケーションも逃してしまいます。他人から大切に想われているのに、目先の仕事の事ばかりで自分は周りを大切に出来ていません。
他人を思いやらない
これは、先程の話と似てはいますが、周りから沢山のアイディアやアドバイスを貰っているのにも関わらず、逆に受け止め攻撃してくる人がいます。人の事はどうでもいい。私だけが得をすればいい!という方。『そんな人いる?』と思った方、これがいらっしゃるんですよ。このような人は、その時は一瞬得をしたように思っても、周りがどんどん離れて行き、結果自分を追い込むことになってしまいます。
なぜ自分も周りも大切にしなければいけないのか?
大切にするといっても色んな方法や形があり難しいですよね。あまりやり過ぎると、癖になったり、お節介と思われたりで、線引きが難しいと思います。なので、始めは自分のすぐ近くにいる人から始めてみてはいかがでしょうか?
行きたくない食事会や飲み会
この人と行くなら家で〇〇したいなぁとか、疲れているから、身体を休めたかったのにということありませんか?私はしょっちゅうありました。断ったら申し訳ない気がして、無理して行っていたのです。
でも、もう止めました! 断り文句は考えますが、行きたくない人とは行きません。その結果ストレスは無いし、身体は休まるし、お金は減らないしでいい事づくしです。
自分が出来たことは素直に褒める
私は、『出来て当たり前。出来なかったら努力不足』と教えられてきたので、若い間はずっとこの考えでした。そこで変えたのが、『出来た! やった! 出来なかったら、次頑張ろう!』です。出来たことは素直に喜び、ナイス!と褒めて、出来なかった事は次に役立てよう!と考えるようにしました。すると随分気持ちが楽になりましたし、チャレンジすることが楽しくなりました。
相手を認める
嫌いな相手だと、なかなか難しいのですが、ちょっとした悩みや愚痴を言ってきた友人や職場の人に直ぐにアドバイスをするのではなく、一度認めてあげると相手は安心します。『それは辛かったね』『それは悔しいね』『よく最後まで頑張ったね』と言う風にです。そこから、なぜそうなったのか?という話をしていくと、相手はよく聞いてくれると思います。
最後に、
自分を許すことで、自分自身が納得し心に余裕が出来てきます。そうすると、今まで見えなかったものが見えてくることがあります。自分を許すためには他人を許したり、過去を許したりと大変な想いをするかもしれません。でもチャレンジしてみてください。自分に『よく頑張った!』『これは出来た!』と素直に喜んで、自分自身の両手を背中に回し抱きしめてみてください。